夜景で有名な稲佐山展望台には他にも魅力が盛りだくさん!グルメからアクセスまで知りたい情報をバッチリ網羅

長崎観光の定番として有名な、1000万ドルとも称される稲佐山展望台からの夜景。だが夜景だけでなく、展望台やその周辺には他にも見どころがたくさん。意外に知られていないことも多い、稲佐山展望台の楽しみ方や魅力を詳しく紹介する。

※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください。

稲佐山展望台ってどんなところ?

世界新三大夜景にも選ばれた稲佐山展望台からの夜景

長崎市のランドマーク的存在の稲佐山。その展望台からは、長崎の街を一望することができる。特に夜景は、2012年に開催された「夜景サミット2012 in 長崎」で、香港、モナコとともに「世界新三大夜景」に選ばれた実績を誇る。また2015年と2018年には、神戸、札幌とともに「日本新三大夜景」にも選ばれており、その美しい夜景は国内外から高く評価されている。

【見どころ1】長崎ならではの立体的で大迫力な夜景を堪能しよう!

【写真】長崎港と浦上川を挟んで対岸の都心部の夜景

展望台からは360度見渡せるため、さまざまな角度から景色を眺められる。さらに、稲佐山の標高が333メートルと低く長崎市街地に近いため、他の夜景に比べてより間近に感じられるのも特徴だ。また、長崎港と浦上川を挟んで対岸の都心部の夜景も見えるうえ、斜面にも住宅が広がるすり鉢上の地形であることから、立体的な夜景であるということも独自性があり評価されているポイントだろう。

稲佐岳駅から展望台へ続く「光のトンネル」

施設管理者にも見どころを伺った。「日本のどの地域とも似ていない独特な夜景なので、ぜひお楽しみください。双眼鏡(有料)もあるので、細部まで長崎の景色を楽しみたい方にはおすすめです。また、ロープウェイ稲佐岳駅から展望台へ続く道のりには“光のトンネル”というイルミネーションが装飾されておりますので、ぜひそちらもご覧ください。季節に応じてライトアップの色が変わる電波塔の光にもご注目いただければと思います」と、夜景だけでなく展望台自体のライトアップも見逃せない。

【見どころ2】夜だけじゃない!昼や夕刻の景色もぜひ見てほしい

展望台から見る昼の景色

展望台からの素晴らしい景色は夜だけではない。晴れた日の昼間には、長崎市街地はもちろん、大浦天主堂、グラバー園、平和公園などの観光地や世界遺産も見える。端島(はしま)や軍艦島などの離島が見えることもあるので、探してみよう!さらに空気が澄んだ日には、島原半島・雲仙・天草地方まで望むことができるため、昼間の絶景スポットとしても人気が高い。

施設管理者によると「特に、夕暮れどきの海側の景色は大変、綺麗です」とのことで、日暮れ前から訪れるのも良さそうだ。

【見どころ3】スロープカーやロープウェイからの景色も最高!

スロープカーと長崎の夜景

稲佐山展望台までは車で行くこともできるが、スロープカーやロープウェイで景色を堪能しながら登るのをおすすめしたい。

ロープウェイからは360度の景色を見渡すことができる
ロープウェイからの夜景もまた美しい

以前から活躍している長崎ロープウェイは、2台のゴンドラが2011年に生まれ変わり注目を浴びている。リニューアルは高級車フェラーリなどを手掛けた世界的工業デザイナーの奥山清行氏率いるKEN OKUYAMA DESIGNによって行われ、これまでのゴンドラとは全く異なるスタイリッシュなフォルムが特徴。360度のクリアな視界が自慢で、迫力のあるパノラマビューが楽しめる。

2020年1月31日には、稲佐山中腹駐車場から山頂までを結ぶ「長崎稲佐山スロープカー」が誕生。デザインは長崎ロープウェイ同様、KENOKUYAMADESIGNが担当。外装は自然との調和を重視して黒を基調とし鏡面塗装を施してある一方、内装は森をイメージした温かみのあるデザインとなっている。ロープウェイとはまた違った景色を堪能することができ、こちらもおすすめだ。

【見どころ4】施設内にある“ハート”を探せ!

展望デッキに置かれているツルのモニュメント

実は、展望台にはいくつかの“ハート”が隠れているのをご存知だろうか。展望台では景色だけでなく、ハート探しも意外な楽しみ方としておすすめしたい。

まずひとつ目は、展望デッキに置かれた鶴のモニュメント。一見、キスしているツルに見えるが…よく見てみると二羽の間がハート型に!とってもラブラブなツルは、見ているだけでほっこりする。

展望台にあるハートライト

円形状のベンチの手すりの下にあるライトの中にも、ハートが!他のライトは三角形なのだが、ひとつだけハートの形が混じっているという、なんとも粋な演出。ツルに比べるとわかりにくいかもしれないが、ぜひ探してみよう!

施設管理者によると、他にも「スロープカー乗り場のキャットウォーク(乗客は立ち入り不可)にも隠されたハートマークが潜んでいる」とのことで、スロープカー利用の際は見つけてみよう。

【回り方】展望台周辺にあるスポットにも立ち寄ると稲佐山を何倍も楽しめる!

稲佐山展望台で景色を堪能したあとは、近くの稲佐山公園まで足をのばしてみるのもおすすめ。展望台から稲佐山公園までは、徒歩(20分)かスロープカー(8分)で行くことができる。施設管理者によると、「片道だけでもスロープカーに乗車すると、急な斜面を並行移動する様子や、洗練されたデザインによるゴンドラの空間をお楽しみいただけるので大変おすすめです」とのこと。

稲佐山公園には遊具もあるので子連れにぴったり
稲佐山公園の噴水

稲佐山公園には、遊具や噴水だけでなく軽食販売所(アゼリア)や草スキー、ドッグランなどがあり、家族連れなら野外音楽堂の芝生エリアにテントを張ってのんびり過ごすこともできる。スロープカーの中腹駐車場の近くにある、鹿と猿が飼育されている小さな動物園「猿舎・鹿放牧場」も子供が喜ぶスポットだ。入園料は無料なので、気軽に立ち寄ってみよう。

【グルメ】大パノラマの景色を眺めながらご当地グルメを味わおう!

景色を満喫したあとは、レストランでおいしいランチやディナーを!展望台にある「ひかりのレストラン」では、ガラス張りの壁面から見える長崎港を一望しながら、食事を楽しめる。稲佐山観光ホテルが運営しているため、ホテルクオリティの絶品メニューがそろうが、なかでも人気の長崎ならではの4品をご紹介。

「長崎和牛ステーキセット」(200グラム 税込4550円)
「トルコライスセット」(スープ・コーヒー付 税込1600円)
「長崎和牛ステーキトルコライスセット」(スープ・コーヒー付 税込2600円)
「ちゃんぽんセット」(税込1650円)

「長崎和牛ステーキセット」(200グラム 税込4550円)は、ライス・サラダ・スープ・コーヒー付きの豪華なメニュー。他にも、長崎名物の「トルコライスセット」(スープ・コーヒー付 税込1600円)、人気メニューを良いとこ取りした「長崎和牛ステーキトルコライスセット」(スープ・コーヒー付 税込2600円)も評判だ。他に、「ちゃんぽんセット」(税込1650円)など長崎名物の定番どころもそろう。

素晴らしい眺望に加え、素敵な音楽が流れるロマンチックな雰囲気なので、家族連れだけでなくカップルにもおすすめ。カクテルなどのアルコール類もそろっているので、お酒を飲みながらの夜景デートにも最適だ。

【お土産】長崎ロープウェイの売店でオリジナルグッズをチェックしよう!

長崎ロープウェイの淵神社駅内にある売店には、各種お土産品がそろう。限定グッズも取り扱っており、ロープウェイ利用の際にはぜひチェックしておこう!

「ロープウェイオリジナルポストカード」。ワイドサイズは1枚税込200円、官製ハガキサイズ3枚入りは税込250円

まず、手軽に購入できるのが「ロープウェイオリジナルポストカード」。ライトアップされた展望台や展望台からの夜景などさまざまな種類がそろう。サイズ違いもあり、ワイドサイズは1枚税込200円、官製ハガキサイズ3枚入りは税込250円となっている。

「ロープウェイオリジナルクリアファイル」(税込330円)

他には、普段使いできる「ロープウェイオリジナルクリアファイル」(税込330円)もおすすめ。ロープウェイから見える美しい夜景がプリントされており、人気の品だ。

ロープウェイオリジナルパズル(300ピース、税込1650円)

ロープウェイと夜景の組み合わせがおしゃれな「ロープウェイオリジナルパズル」(300ピース、税込1650円)もイチ押し。大人はもちろん、子供へのお土産にも喜ばれそう。

【イベント】稲佐山中腹にある野外音楽堂ではコンサートなどのイベントも!

春には野外音楽堂周辺にシロツメクサが一面に咲き誇り美しい
野外音楽堂前の広場では、テントを立ててのんびり過ごしたりピクニックをする人も

稲佐山中腹には、野外コンサート施設「野外音楽堂」があり、国内を代表するアーティストのコンサートや音楽イベントが開催されることも。ステージ前には緩やかな斜面の芝生が広がっているため、イベントがないときはピクニックをしたり、凧あげをしたりして遊ぶこともできる。

また、稲佐山公園では、毎年4月に「稲佐山つつじまつり」が開催されている。公園内に約8万本の美しいツツジが咲き誇り、まつりではカラオケ大会や凧あげ等のイベントが催されるので、春の稲佐山もおすすめだ。

【混雑情報】長期休暇だけでなく長崎のイベント時は特に混み合うので気をつけよう!

特に混雑するのが4月28日~5月7日、8月11日~8月15日、9月19日~9月22日、12月28日~1月3日、2月12日~2月26日(ランタンフェスティバル) などの連休やイベント時。また、通常時でも金曜・土曜・日曜、祝日の日没から21時頃までは混み合うことが多いので、前後に時間をずらして行くのも手。ただし、ロープウェイやスロープカーは22時までなので、利用する際に気をつけよう。

多目的トイレやおむつ替えシートの設置もあり!

スロープカーの中腹駐車場には車イス専用駐車場、中腹駅と山頂駅には多目的トイレとその中におむつ替えシートも設置されているため、車イスやベビーカー利用者にも優しい。

他にも、ロープウェイ淵神社駅・稲佐岳駅、展望台の地下1階・2階等に男女別トイレが設置されている。混雑時にはトイレも混み合うため、事前にトイレの位置も把握しておこう。

【アクセスと料金】展望台までスロープカーに乗るかロープウェイに乗るかで行き方が異なるので注意!

スタイリッシュなデザインのスロープカー スタイリッシュなデザインのスロープカー

展望台への行き方は、①スロープカーで行く、②ロープウェイで行く、③車で直接展望台へ行くという3通りがあるため、各ケースについて詳しく紹介する。

[B]①スロープカーで展望台へ行く[/B]

スロープカーで展望台へ行く場合、車なら中腹駐車場に車を停めよう。バスでも乗り場まで行くことが可能。

■車の場合

JR長崎駅から新浦上街道(国道202号線)を約700メートル進む。その後宝町交差点を左折し、稲佐橋を渡り、右折して稲佐山公園通りを進む。稲佐山登山道路の標識を目印に右折、稲佐山登山道路を道なりに約3キロ進むと中腹駐車場(無料、9時~22時)に到着。JR長崎駅から約15分。

■バスの場合

JR長崎駅前より長崎バス5番系統(稲佐山行)乗車、終点「稲佐山中腹」にて下車。所要時間は約13分、運賃は大人160円。

■スロープカー

中腹駐車場そばにある稲佐山中腹駅より乗車する。展望台がある山頂駅までは約8分。運賃は、大人は往復500円・片道300円、中高生は往復370円・片道220円、小学生・幼児は往復250円・片道150円(各税込)。

[B]②ロープウェイで展望台まで行く[/B]

展望台までロープウェイで行く場合は車がおすすめだが、夜なら無料循環バスを利用するのも手。

■車の場合

JR長崎駅から新浦上街道(国道202号線)を約700メートル進む。その後宝町交差点を左折し、稲佐橋を渡り、右折して稲佐山公園通り進み、道路にある「長崎ロープウェイ」の看板から左折すると淵神社駅駐車場(無料)に到着。JR長崎駅から約5分。

■無料循環バス

19時~22時の間は、市内中心部のホテルなど6カ所を回遊し、淵神社駅まで往復運行する無料循環バス(完全予約制)も利用することができる。予約方法や時間などの詳細は公式サイトから確認を。

■ロープウェイ

淵神社駅駐車場そばの淵神社駅から乗車する。9時~22時の間、通常は始発から15~20分間隔で運行(定期整備のため運休の場合あり)。展望台がある稲佐岳駅まで約6分。料金は大人往復1250円・片道730円、中高生は往復940円・片道520円、小学生・幼児は往復620円・片道410円(各税込)。

[B]③車で展望台まで行く[/B]

稲佐山中腹駐車場までは、上の①の「車の場合」に記載の行き方を参照。稲佐山中腹から展望台の駐車場までは約2分。稲佐山展望台の駐車場は有料で、最初の20分無料、以降30分税込100円。こちらは24時間利用できる。

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】

・来園時にはマスクをご着用ください。

・感染防止対策のため、スロープカー駅舎の窓を開放しています。また、乗車列には間隔を保ってお並びください。

・乗車口や券売機横にアルコール消毒液を設置しています。

取材・文=矢野凪紗

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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※2020年5月時点の情報です。

詳細情報

■稲佐山展望台(稲佐山公園) 公式サイト
https://www.inasayama.com/



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情報は2020年08月12日時点のものです。おでかけの際はご注意ください。

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