全国
この記事は2023年夏休み特集のものです。最新トピックスはこちら
今夏もうだるような暑さが続き、寝苦しい夜を過ごしている人も多いはず。そんなときは、背筋がゾクッとするような「ホラー漫画」で涼んでみてはいかがだろう?ここでは、ガチ怖な結末で話題となった誰でもない(
@daredemonaidare
)さんのショートホラー漫画を紹介したい。
Twitterで7000件以上の反響を集めたショートホラー漫画「見たな」は、とあるマンションが舞台。主人公がゴミ捨て場に近づくと、今まで嗅いだことのないような強烈な臭いに気付く。ゴミ捨て場で臭いの発生源を探していると、ゴミ袋からはみ出た人間の腕とおぼしきものを発見する。恐怖で立ち尽くす主人公だったが、不意に「見たな」という声が聞こえ、後ろを振り返ると――。
その強烈な結末に、Twitter上では「スマホがフリーズしたんだけど…」「死体以上に見てはいけないヤツだった…」など、恐怖に震えるコメントが寄せられた。
短い話の中に張られた伏線、そして予測不能、想定外の結末が持ち味の誰でもないさん。漫画を投稿するようになったのは、知り合いの漫画家がTwitterに漫画をアップしたことがきっかけだったという。
ホラー漫画以外にも、怖さが含まれるものを主軸にしたさまざまな題材の漫画を描いている。Twitterで3.4万いいね!を集めた「竹石学とギャル軍団」も“意外性”のある結末が魅力だが、こうしたストーリーを作り続ける苦労について伺った。
「思いついたら描いているだけなので、あまり苦労はないです。生活リズムが崩れると何もできなくなってしまう体質なので、生活リズムの維持には苦労しています」
漫画のアイデアは、意外な瞬間に思い浮かぶこともあるという。
「机に向かい『漫画を描くぞ!』となったときが一番です。筋トレやシャワーを浴びているときにもいいアイデアが浮かんだりします。血流でしょうか」
誰でもないさんの珠玉のショートホラーを集めた単行本「リリースレッド 怪異の起こる街」は想定外な結末と、いくつも考えられる物語の意味にきっと何度も読み返したくなるはずだ。
取材協力:誰でもない(@daredemonaidare)
夏休みの人気イベントランキング | 夏休みの人気スポットランキング |
最近見たイベント&スポットページはありません。