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この記事は2023年夏休み特集のものです。最新トピックスはこちら
遊び予約サイト「アソビュー!(以下、アソビュー!)」を運営するアソビュー株式会社は、アソビュー!での予約・催行実績データを基に、会員の【2023年8月の遊びトレンド】ならびに【2023年7月の遊びの実績】をまとめ、「アソビュー!遊びの調査2023年8月」として発表した。 なお、本調査では遊びのジャンルを、少人数制で直接レクチャーを受けながら体験できる「予約型アクティビティ」と、チケットを購入し施設内で自由に遊べる「チケット型観光レジャー施設」の2つに分けて作成している。
8月は自然豊かなリゾート地で楽しめる、地域資源を活かしたアウトドアアクティビティの予約が好調だ。ジャンル別の人気1位はアスレチックで、全予約数の約12%を占めている。特に、栃木県や長野県の施設がアスレチック人気を牽引しているようだ。2位以下にはカヌー・カヤック、ラフティング、SUP(サップ)などが続き、海・川・湖で楽しめるウォーターアクティビティが人気を集めていることがわかる。
都道府県別では、沖縄県が1位、長野県が2位、北海道が3位となった。北海道が昨年6位から順位を上げていることから、コロナ5類移行後初の夏休み、遠方旅行ニーズの高まりが表れていると考えられる。1位の沖縄県では、ダイビング・スキューバダイビングやパラセーリングなど定番のマリンアクティビティに加え、今年はイルカウォッチングやガイドツアーなど離島ならではの体験にも注目が集まっている。
8月のチケット購入は、各都市部で開催される季節限定のイベント・展覧会が好調だ。夏休みという時期柄、また、コロナ5類移行後初めての夏ということから、今年の8月は各都市部でイベントが開催されている。これらのイベント参加に向けて、早い段階からチケット購入の動きが発生している。常設の施設ジャンルとしては、遊園地・テーマパークが1位。旅行や近場のおでかけでも行きやすい東京都や大阪府など、都市部の施設が遊園地ジャンル全体の人気を押し上げている。コロナ5類移行を踏まえて夏季限定でプールの営業を再開するなどした国営公園が複数あり、7位には公園・庭園がランクイン。ファミリーを中心にチケットが続々と購入されている。
7月のアクティビティ予約は昨年比約120%の予約申込数となった。ジャンル別ランキングは1位にアスレチック、2位以下にはSUP(サップ)やダイビング、ラフティングなどウォーターアクティビティが続き、夏のアウトドアアクティビティの人気が確認できる。アスレチックは、特に神奈川県や静岡県、三重県、長野県にある施設が人気を牽引する結果となった。
体験先は沖縄県が1位となり、全予約のうち約20%を占めている。沖縄県でのアクティビティは、ダイビングやパラセーリング、シュノーケリングなどのマリン系が上位となった。9位には滋賀県がランクインし、琵琶湖で楽しめるSUP(サップ)やカヌー、カヤック、信楽焼などの陶芸予約が人気を押し上げた。
7月のチケット購入は昨年比約160%、アクティビティ予約と合わせて昨年以上となった。ジャンル別では昨年同様、遊園地・テーマパーク、水族館が1位・2位に。それぞれのチケット購入数は昨年を越え、また、今年イベント・展覧会のジャンルが新たに3位となっていることからも、コロナ5類移行後の夏、大型施設やイベントが人気を集めていることがわかる。
購入先は東京都が1位となり、全購入数のうち約25%を占めている。東京都では、特に水族館、遊園地・テーマパーク、展望台・タワー系の施設が人気の施設ジャンルとなった。夏休みにあわせ、プール営業の開始、イベント・展覧会の開催、施設のリニューアルオープンなどイベントがあった都道府県がランキングの上位を占めているようだ。
今回の調査について、アソビュー株式会社の担当者は次のようにコメントしている。
「コロナ5類移行後に迎える初めての夏休みです。観光事業者約1万社、遊びに関心の高いアソビュー!会員 約1000万人とネットワークを持つ当社が、今夏人気の高い遊び・地域を発表することで、おでかけの計画を立てる方はもちろん、施設の運営、地域活性を担う皆さまのお役に立てたら嬉しく、調査を実施いたしました」
今年の夏遊びは、リゾートでのアクティビティ体験、都市部でのイベント参加に人気が集まっているようだ。夏もそろそろ折り返し、ランキングを参考に残りの夏休みを思いっきり遊ぼう!
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