全国
この記事は2023年夏休み特集のものです。最新トピックスはこちら
ウォーカープラスでは、暑い時期に涼を感じられる怪談話や不思議な話など、夏休みにおすすめの漫画を特集している。今回は、かつて一世を風靡した都市伝説「テケテケ」にまつわるホラー漫画を紹介しよう。
学校の教師をしている主人公は、日直日誌の伝達事項の欄に「放課後にテケテケを見ました」というコメントとともに添えられた絵を見つける。生徒のいたずらだと思いつつも、そのテケテケの絵が妙に引っかかる。本来テケテケは上半身だけの怪異のはずだが、その絵には足があって腕がないからだ。
その夜、主人公が一人残って仕事をしていると、職員室の前に一人の女性が現れた。てっきり生徒の保護者かと思い「どうされました?」と聞くと、自分の足を取りに来たと言って姿を消してしまう。
直後に警備員が点検のために入ってきて、テケテケの絵に興味を示す。警備員によると、この学校でもかつて足を取られるという噂はあったが今は聞かないし、腕がないのも聞いたことがないという。
主人公が帰宅しようと真っ暗な廊下を歩いていると、前方から「チャ…チャ…チャ…」と不気味な物音が聞こえてくる。暗闇の先にいたのは、腕のない女性と思しき人影。そう、まさに生徒が描いた通りの姿だったのだ。慌てて逃げ出すも、その女性は猛スピードで追いかけてきて――。
→◆【漫画】「放課後にテケテケを見ました」を読む
本作は、的野アンジ(@matonotoma)さんが「少年サンデーS(スーパー)」および「サンデーうぇぶり」で連載しているホラーオムニバス漫画「僕が死ぬだけの百物語」の一篇。昨年、自身のSNS「X」(旧:Twitter)上に投稿し、5万件以上ののいいねが寄せられ、ラストで描かれた衝撃の姿に、読者からは「だいぶ合理的なテケテケですね…」「このテケテケ頭良いな」と、都市伝説の新形態にうなるコメントが寄せられた。
7月12日に発売された最新刊6巻には第五十一夜以降を収録、呪いはいよいよ広がり確実に死へと近づいていく。夏休みの間にぜひ読んでおきたい。また、連載中の最新話は「サンデーうぇぶり」で読むことができる。
→◆【漫画】「僕が死ぬだけの百物語」次の話を読む
画像提供:的野アンジ(@matonotoma)
僕が死ぬだけの百物語(6) (サンデーうぇぶりコミックス)
僕が死ぬだけの百物語(1) (サンデーうぇぶりコミックス)
僕が死ぬだけの百物語(2) (サンデーうぇぶりコミックス)
僕が死ぬだけの百物語(3) (サンデーうぇぶりコミックス)
僕が死ぬだけの百物語(4) (サンデーうぇぶりコミックス)
僕が死ぬだけの百物語(5) (サンデーうぇぶりコミックス)
夏休みの人気イベントランキング | 夏休みの人気スポットランキング |
最近見たイベント&スポットページはありません。