【ホラー】幽霊か、人間か?配達員が目撃した異形と、友人を襲う最悪の結末【著者に聞く】

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猛暑が続く今夏、ホラー漫画で涼んでみては?今回、2025年に公開された人気漫画を夏休み特集として紹介する。

「想定外」「予測不能」なショートホラー漫画をSNSで発表している、誰でもないさん( @daredemonaidare )のオリジナル漫画「6階」は、事故の示談金のためにバイトを増やした青年が、とあるマンションで破滅していく物語だ。


6階へ配達に訪れた青年は、一室で異様な影を目撃する。その顛末を友人に語ると、そのマンションにはそもそも6階がないという衝撃の事実が発覚する。事実を確かめようと二人はマンションへ向かうが、配達した商品は「屋上」にあり、そこで住人が飛び降りようとしていた。

作者の誰でもないさんは、本作が挑戦の作品であったと語る。自分の場合、ストレートに怖い話をSNSで描いても読者の反応が少ないという経験があったそうだ。それでも、ストレートな恐怖を表現することに価値があると考え、本作を描き始めたという。

意図的に描かないことで際立つ不気味さ

作:誰でもない(@daredemonaidare)

作:誰でもない(@daredemonaidare)

作:誰でもない(@daredemonaidare)

「マンションで何か不気味なことが起こる」というシチュエーションを描こうと思ったことが、本作のアイデアの出発点だった。作中にたった1コマ描かれた「人間ではない住人」の登場シーンは、とても印象に残る。誰でもないさんは、人間ではないものを派手に怖く描かないことで、不気味さを際立たせたかったと、こだわりのシーンについて明かす。

タイトルにもなっている「6階」で見かけた奇妙な存在や送り主不明の花については、読者の想像を掻き立てるというコメントも多い。ホラーを描くうえで、情報を明らかにする部分と読者の想像に任せる部分のバランスについて、誰でもないさんは「明らかに伏せたり描かないほうがおもしろいと思うものは、意図してそうする。だが、単に説明不足になっているだけということもあると思うので、そこは気をつけていきたい」と、自身の工夫と反省点を語った。

「想定外」「予測不能」と話題のホラー漫画「6階」をぜひ読んでみてほしい。

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取材協力:誰でもない(@daredemonaidare)

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■誰でもない
X(旧Twitter):https://twitter.com/daredemonaidare
情報は2025年8月17日 06:19時点のものです。

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