【夏の自由工作】おしゃれスライムを作ろう【小学校低学年】

全国


<作り方>

1.必要なものを準備する
洗濯のりは必ずPVA(ポリビニルアルコール)のものを用意しよう。洗濯のりと水は同量を使う。ホウ砂は50グラムのパックを1つ購入しておけば十分足りる(むしろ大量に余る)。洗濯のりもホウ砂も、ドラッグストアで入手可能だ。色付けは、食紅ならクリアカラーに、絵の具なら不透明になるが、事前には教えず、実際に色付けの過程で子供に気付かせるのもいいだろう。

水と洗濯のり、手前の白い粉がホウ砂
水と洗濯のり、手前の白い粉がホウ砂

【写真】仕上がりまでの工程を写真で詳しくチェック!
【写真】仕上がりまでの工程を写真で詳しくチェック!

洗濯のりはPVA(ポリビニルアルコール)と表記されているものを用意しよう
洗濯のりはPVA(ポリビニルアルコール)と表記されているものを用意しよう


2.ホウ砂水を作る

プラコップに入れたお湯に、小さじ1杯強のホウ砂を加えて混ぜ溶かし、ホウ砂水を作る
プラコップに入れたお湯に、小さじ1杯強のホウ砂を加えて混ぜ溶かし、ホウ砂水を作る

プラコップにお湯50ミリリットルと、ホウ砂を小さじ1杯(5グラム)程度入れ、よく混ぜる。ホウ砂は完全には溶けないので、底に粉が残っていてもOK。このホウ砂水は全量使うわけではなく、溶けた液体部分のうち必要量のみ使用する。また、水よりお湯のほうが溶けやすいので、やけどしない程度に温めたお湯を使おう。

3.洗濯のりと水を混ぜる

洗濯のりと水を合わせる。ここで色付けしてもOK
洗濯のりと水を合わせる。ここで色付けしてもOK

洗濯のりと水はよく混ぜておこう
洗濯のりと水はよく混ぜておこう

同量(ここでは100ミリリットル)ずつ用意した洗濯のりと水をプラコップに入れ、よく混ぜる。洗濯のり1:水1が基本だが、比率を変えることで、スライムの固さが変えられる。基本の分量で作ったあと、違いを比べてみるのも良いかも。

4.ホウ砂水を少しずつ加える

ホウ砂水を少しずつ加える。手前がホウ砂水のコップ
ホウ砂水を少しずつ加える。手前がホウ砂水のコップ

よく混ぜ合わせていくと、粘りが出てくるぞ
よく混ぜ合わせていくと、粘りが出てくるぞ

洗濯のりと水を混ぜ合わせた3に、1で作ったホウ砂水を少しずつ加える。ホウ砂水をスプーンですくい、少しずつ加えては混ぜ、また加えては混ぜ、と様子を見ながら進める。一度にたくさん入れすぎると混ざりにくく、ダマになりやすいので注意。ここで、クリアなスライムができあがる。

5.お好みで色をつける

ここで赤と青の食紅を投入し、パープルに色付け。ホウ砂水を加える前に色付けしてもいい
ここで赤と青の食紅を投入し、パープルに色付け。ホウ砂水を加える前に色付けしてもいい

スライムになった!
スライムになった!

色付きのスライムにしたい場合は、4に食紅や絵の具をごく少量入れ、混ぜる。

6.好きなものを混ぜる

好きなものを混ぜ込もう
好きなものを混ぜ込もう

混ぜものが均等になるよう、よくこねたら完成!
混ぜものが均等になるよう、よくこねたら完成!

ブルーのスライムも作った。こちらには青系の大玉ビーズを混ぜたぞ
ブルーのスライムも作った。こちらには青系の大玉ビーズを混ぜたぞ

混ぜ合わせたら完成!
混ぜ合わせたら完成!

ラメパウダーやビーズを混ぜると見た目がキレイになる。1種類だけでなく、いろいろな素材をいくつも混ぜ、どのように仕上がるか試してみよう。

<失敗しないポイント>

・洗濯のりと水は1:1、ホウ砂とお湯は3:25の分量が目安。また、厳密に分量が合っていなくても、ざっくりで大丈夫。
・固くなりすぎたら洗濯のりと水を注ぎ足し、やわらかくなりすぎたらホウ砂水を加えてみよう。根気よく混ぜていけばリカバリーできる。
・保管する際や学校に提出するときは、ジップ付きのポリ袋やフタ付きのカップに密閉しよう。容器にも飾り付けしたら、さらに完成度の高い工作になるはず。
・ラメパウダーを床にこぼすと拭き取るのが大変!掃除機で吸いきれないようなものを混ぜる場合は注意しよう。

PVAとホウ砂の化学反応や、どうしてドロドロとした感触になるのかという構造など、子供と一緒に調べてみるのもいいだろう。今は理解できなくても、夏休みの工作でその仕組みを調べたという記憶は、将来の授業で「あのときの!」と役立つかもしれない。

情報は2024年6月11日 12:00時点のものです。

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