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<作り方>
この記事で使用したラップの芯は、「NEWクレラップ ミニ22cm×50m」のもの。今回は半分にカットして使う。芯に仕込む鏡は、厚紙にアルミホイルを貼り付けたものでもよいが、カット可能な鏡面ペーパーがあればそちらの方がキレイに反射するうえ、余計な作業がいらないので断然おすすめ。使用したのは「セリア」の「カットできるミラー風シート 23×15cm」だ。
クリアケースは、<準備するもの>の写真内に含まれるクリーム用の小分けケースもいいが、「NEWクレラップ ミニ」の芯を使うのなら、100円ショップの手芸用品コーナーなどで売られているホログラムフレークやクラッシュホログラムの容器がジャストサイズ。容器の直径は、2.6〜2.8ミリが好ましい。
キラキラパーツは、透明感のある素材を選ぶと成功しやすい。今回の作り方なら、完成後にパーツを入れ替えられるので、失敗を恐れず試してみたいキラキラパーツを入れてみよう。
「NEWクレラップ ミニ」の芯は長さ22.7センチなので、11.3センチの部分につけたしるしに合わせて輪ゴムを巻き、切断用のガイド線を引く。そして、ガイド線に合わせて万能ノコギリでカットしていく。これで、2本の筒が出来上がる。ノコギリの刃の厚み分、長さが削れてなくなったので、仕上がりは11.2センチになった。
用意した筒の内側にぴたりと収まる、正三角柱の鏡を作っていく。11.2センチにカットした「NEWクレラップ ミニ」の芯に、「セリア」の「カットできるミラー風シート 23×15cm」を仕込む場合、11.2×2センチにカットしたミラーシートが3枚必要。ほかのものを使うなら、適当なサイズの紙を三つ折りにして型紙を作る方が計算するよりも早い。
カットしたミラーシートは、鏡を内側にしてビニールテープで正三角柱状に貼り合わせる。先に保護シートを剥がしておくのをお忘れなく!
正三角柱状にしたミラーシートを、筒の中に収める。寸法通りに作ると、ぴったり収まるはずだ。ただし、多少ゆるゆるしていても大丈夫。収まらなかったら、ビニールテープを剥がしてミラーシートを切るなどし、サイズ調整してみよう。
片端にクリアケースの底面をあて、フタを避けながらビニールテープで固定していく。筒のフチに瞬間接着剤やボンドをつけておき、ケースを貼り付けてからさらにビニールテープで固定すると、さらにしっかりくっついて安定感アップ!
黒画用紙にラップの芯をあて、円周をぐるりとえんぴつでなぞったら、この線よりも5ミリ程度大きめに切り取り、ガイド線まで放射状に切り込みを入れる。中央に穴をパンチなどであけ、放射状の切り込みをガイド線に合わせて起こし、クリアケースを貼らなかった側に貼り付ける。一度ノリで貼り、ビニールテープで押さえておくと、剥がれにくくなる。
好みのキラキラパーツをクリアケースの中に入れたら出来上がり。筒の外装をデコレーションすると、前世がラップの芯だとは思えないほど立派な仕上がりに。
<失敗しないポイント>
・ラップの芯をカットする時は、できるだけ断面が荒れないように注意しよう。断面がギザギザになってしまったら、やすりで削るなどして滑らかにしておくと、次の作業がスムーズ。
・ミラー風シートをネット購入するなら、「ハサミで切れる鏡」「塩ビ ミラー」「ミラー 工作紙」などの検索ワードが役立つ。
・キラキラパーツは、たくさん入れすぎない方が無難。透明な素材ならたくさん入れてもいいが、不透明な素材だとただの黒い塊になってしまう。少しずつ加減しながら足していくとよい。
ゆっくりと筒を回転させながら覗き込むと、絶えずきれいな柄が現れる。同じ柄は二度と見られず、目で見たその美しさを他人にシェアするさえ難しいという、究極のアナログアートだ。仕組みがわかるともっとおもしろくなるおもちゃなので、小学生のうちに一度は作っておきたい。
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