京都府
東映太秦映画村は2024年7月13日(土)~8月18日(日)に、ヨーロッパ企画・酒井善史さんが脚本・演出を手がける江戸の水かけショー「納涼!冷やし盆踊り」を連日開催する。
映画村に突如現れた“ひえひえ様”が、暑い京都の夏に涼を届けるため、さまざまな「ひえひえからくり」や「ひえひえフード」を発明。最後はウォーターキャノンで参加者全員を“ひえひえ”にしながら盆踊りをする、前代未聞の「冷やし盆踊り」が展開される奇想天外なエンターテインメントショー。
ショーは映画村の中を移動しながら行われ、ゲストを巻き込みながら次第に大人数となり、最後は大勢のゲストとともに「冷やし盆踊り」を迎える。映画村初の試みとなる、移動参加型アトモスフィアショーだ。
ショーに登場する「流し涼水(すずみ)」「水寿吐(みすと)」などの「ひえひえからくり」は、ヨーロッパ企画の小道具製作も担当する酒井善史さんならではのアイデア。クライマックスで登場する光りながらミストを放出する「からくり刀『綺羅水寿吐(きらみすと)』」は酒井さん自らが製作している。
夏の映画村に突如現れた冷々仙人、通称“ひえひえ様”。暑い夏を涼しく過ごせるよう、「ひえひえからくり」や「ひえひえフード」を開発してくれている彼の正体を知るものはいない。
冷々仙人は民を惑わす存在として、正体を追っている同心・熱田は、お調子者の薬売り源兵衛と出会う。源兵衛のヒントを頼りに追っていくと、どうやら今日、広場で冷々仙人が「冷やし盆踊り」を開催するらしい。
冷々仙人を捕えようと、熱田が広場に踏み入れると、そこで待ち受けていたのは、他国の忍者!?
冷々仙人を巡って巻き起こる騒動。果たして、冷々仙人の正体とは!?そして何より気になる「冷やし盆踊り」とは!?
2000年、第5回公演よりヨーロッパ企画に参加。以降、全本公演に出演(同時上演の作品を除く)。小道具の製作をすることも多く、得意の工作をいかした発明品や電子工作、SFやファンタジー風アイテムの造形もする。日テレ「所さんの目がテン!」では実験プレゼンターを務める。KBS「ヨーロッパ企画の暗い旅」ではメインMCを務める。テレビドラマや映像の脚本も数多い。
映画村とのコラボは、2018年「仮面ライダービルド・平成ジェネレーションズ プレミアムステージ」の脚本・演出以来、2度目となる。
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