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夏休みの自由工作を、なるべくラクに、なるべく安く完成させたい……!というキッズ&保護者のみなさんに提案!小学校中学年(3年生、4年生)におすすめなのが、もこもこのワイヤーモールを折り曲げて作る「モールドール」だ。
「モールドール」は、韓国の女性アイドルたちが人気に火をつけ、日本でもSNSを中心に話題を集めている。針や糸を使うことなく、専用のワイヤーを使って小さなぬいぐるみを作り上げていく。“ドール”と呼ばれているけれど、できあがるのはクマやウサギなどの動物。耳の形の違いで、ネコにもイヌにもネズミにもなるから、好きな動物を作るといい。
100円ショップに行けば、モールドール用のワイヤーからちょうどいい大きさの目鼻パーツ、デコレーションパーツまで、なんでもそろう。最後にボールチェーンやワイヤーキーリングを通せば、かわいいキーホルダーが完成しちゃうぞ!
<準備するもの>
(※以下の材料はモールドール1体分)
モールドール用のふわふわワイヤー…1本
さし目パーツ…1組
さし鼻パーツ…1個
ボールチェーンまたはワイヤーキーリング…1個
手芸用ボンド
<作り方>
まずはモールを真ん中で優しく折り曲げて、曲げた部分に二重の輪を作る。輪の大きさは指3本分の大きさを目安にしよう。ここがぬいぐるみの顔になるぞ。
作った輪っかの根元をねじって留める。モールドールはこの“ねじり”が大事!体のパーツを作るごとに必ず1回ずつねじり、形を固定していく。
顔になる輪にモールの両端を通し、作りたい動物の耳をイメージして小さな輪を2つ作る。
モールの両端を輪に通したら、耳になる部分に指を2本入れ、モールの両端を引き締めるようにするとうまくいく。
2つの輪を横に広げ、形を整える。小さな輪が長ければウサギに、その耳を折り曲げればイヌに、とがらせればネコに、大きめのまん丸ならネズミになるよ。
できた耳はそれぞれ外側へ向けて1〜2回ねじっておこう。
次に、モールの両端を1本ずつ、顔のうしろから耳と耳の間を通し、最初に作った顔の輪に通す。
2本とも顔の輪に通せたら、また首の根元を1〜2回ねじっておこう。
モールの両端のうち1本を、首の根元からだいたい5センチくらいのところで折り曲げる。この長さの分だけ腕になるので、頭とのバランスを見ながら、好みの長さに調整してOK。
腕も根元で必ず1〜2回ねじること。
同じ要領で、もう1本の腕も作ろう。
腕を作ったら、モールの両端を1〜2回ねじる。
残りのモールを折り曲げて、足を作っていく。モールの先端を体側へ折り曲げ、1〜2回ねじる。余ったモールは体に巻きつけ、先端を体に押し込んでしまえばOK。
まずは目と鼻のパーツを仮置きして、好みの顔のバランスを探ってみよう。さし目とさし鼻がしっかり刺さり、なおかつかわいく見える場所を見つけてみて。
場所が決まったら、さし目・さし鼻の軸にボンドをつけ、目と鼻を固定する。もこもこモールの毛に埋まってしまわないよう、毛並みを整えて差し込むのがコツ。
リボンやフリルを付け足すと、ぬいぐるみに個性が出る。パーツはボンドで固定する。
頭や耳に、ボールチェーンやワイヤーキーリングを通せば、モールドールキーホルダーの完成!
【注意点】
・ワイヤーの先端でケガをしないように注意しよう。
・ワイヤーモールは少しなら元の形に戻せるが、何度も折ったり開いたりを繰り返すうちに、折れたりねじれたりして扱いにくくなる。一発勝負のつもりで作っていこう。
・とはいえ、小学生となると一発勝負ではうまくいかない!まずは練習用に1体作ってみるといい。
・顔や体のパーツを作るごとに、必ずねじって留めていくのがポイント。ねじることでパーツが固定され、ぬいぐるみになる。
・顔を二重にせず、一重の輪にしたり、四足歩行の体勢にワイヤーを曲げたりと、アレンジを加えてみよう。
<最後に>
基本の作り方がわかれば、あとは形を整えるだけでぬいぐるみが作れる。何度も作るうちに好みのバランスがつかめるから、1体で完璧を目指さずにいくつも作ってみるといい。
また、工作用のモールでミニサイズのぬいぐるみを作るのも楽しい。ワイヤーモールよりも先端がとがっているので、ケガに注意しながら挑戦してみよう。
流行りものではあるものの、手芸の楽しさに触れるのにぴったり。小学5年生から始まる家庭科の授業に備えて、イメージ通りに作品を完成させる練習をしてみてはいかがだろうか。
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