全国
同じ長さのものを30本用意しなければならないため、まずはストローを任意の長さにカットしていく。基準となる一本ができれば、あとはそれに合わせてカットしていけば良い。テグスは長めにしておくと続けて作業がしやすいので、長めでカットしよう。
まずはテグスを適当な長さに切り、3本のストローにテグスを通していく。通し終えたら、最初に通した方とは反対側のテグスを最初に通した方向から通していき、ストローの中でテグスを交差させていく。3本とも通せたら両側からテグスをひっぱり、三角形を作る。三角形ができたら、次にストローを足していきたい面の両端にテグスが来るよう、さらにストローの中を通していく。
次に、2本のストローを先ほどと同じ要領でテグスに通し、通した方と反対側のテグスも、先ほどと同じように逆側から通していく。すると、一面が接した二つの三角形ができる。この三角形が四つ(中央に向かってストローが5本伸びている形)になるまでストローを編み進めていく。
四つの三角形ができたら、さらにストローを1本足して大きな五角形にしていく。五角形の辺が欠けている部分にストローを通せるよう、テグスを両サイドに配置し、同じ要領でストローに通す。すると、中央が出っ張った形の五角形ができる。
この形ができたら、先ほどと同じように中央に向かってストローが5本伸びている形を作り、欠けた一辺をつないで五角形を作るという手順を繰り返す。そうして五角形をつなぎ合わせていく。五角形の中央が出っ張るように形を整えながら編み進めよう。
最後に一辺が空いた形になるので、そこにストローを通して、小さな三角形の周囲にぐるっと一周テグスを通したら完成!
作業のパターンさえ理解してしまえばそこまで難しくはないものの、そこまでたどり着くのに多少時間がかかるかもしれない。
繋げたい辺(ストロー)の両端にテグスを配置→ストローを2本繋いで小さな三角形を作る→中央に向かってストローが5本伸びている形を作る→空いた一辺にストローを通して大きな五角形を作る
という一連を、作業する中でいかに早く理解できるかが鍵になりそうだ。
ちなみに、筆者が最初にトライした際は正二十面体にならず、クリスタルのような謎の形になってしまった。その要因は、「中央に向かってストローが5本伸びている形を作る」という大原則を失念し、4本の状態で両端をつないでしまったこと。
編み進めていくと、ちょうどつなぎやすそうな位置にストローが来る時があり、ついついそのままつなぎたくなってしまうが、そこはグッとこらえて上記のパターンを遵守しながら作業してみよう。
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