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4.飾りの小物を入れる
キャンドルウィックが中央からずれないよう気を付けながら、カラーサンドやシェルなどをバランス良く配置していく。ピンセットを使うと、より繊細に作業ができるのでおすすめ。
5.溶かしたジェルワックスを流し込む
火傷しないよう軍手をはめ、溶かしたジェルワックスをそっとガラス容器に流し込む。ガラス容器を汚さないためにも、ジェルワックスの容器(ここでは計量カップ)がガラス容器に触れないよう、浮かして流し入れよう。中に入れたカラーサンドやシェルから上がってきた気泡は、置いておけば自然に潰れる。気になるようなら、表面にできた大きめの気泡だけ、つまようじやピンセットの先で潰して。
6.ジェルが固まったら仕上げ
ジェルワックスは冷めると固まる。ガラス容器に触れ、常温になる頃にはだいたい固まっている。キャンドルウィックを軽く揺り動かし、液に入っている部分が動かなかったら固まった合図だ。仕上げに、割り箸をはずし、不要なキャンドルウィックをカットしよう。あまり短いと火を点けにくくなるので、最低でも1センチは残しておきたい。
ジェルワックスが足りない!でも、自宅に不透明のろうそくならある……という場合は、ジェルと普通のろうそくの重ねワザで仕上げてみよう。ろうそくをジェルと同じように溶かし、流し固めたジェルワックスの上に注ぐだけ。ここでは、食べ終わったジャムの小瓶を再利用し、グリーンのジェル、ピンクのジェル、白のろうそくの順に流し固め、3層にした。
<失敗しないポイント>
・事前にガラス容器の内容量を確認したうえで、必要な量のジェルワックスを用意すること。100円ショップのチューブは内容量が少ないので、小さめの容器を用意したつもりでも足りなくなりがちだ。容器が大きい場合や、いくつも作りたい場合は、ネットショップや手芸店でキロ単位のジェルワックスを購入したほうがコスパもよく、作業もラク。
・100円ショップのジェルワックスは、「チューブのまま湯煎すると溶ける」と説明されていることもあるけれど、別容器に移して溶かして使ったほうが失敗しない。チューブのまま湯煎すると、完全に溶けきったか確認しにくく、溶けていたとしてもチューブから容器に注ぎ込むのは意外に難しい。
・複数の色付きジェルワックスを使う場合は、溶かすための容器も色ごとに用意しよう。同じ容器を使いまわすと色が混ざり、濁りやすくなる。
・ジェルワックスが肌に付くと洗い落としにくいので、気になる人はゴム手袋などで保護しよう。また、こぼしたジェルワックスは、キッチンペーパーなど乾いた紙や布ですぐに拭き取ること。
・ジェルワックスを流し込む際は、容器の内側や外側に液が付かないように注意。温かいうちに拭き取れば多少は取れるものの、完全に拭き取ることが難しく、見た目が汚くなりがち。
作業自体は簡単ながら、「キャンドルとして使う=燃える」ことを前提に、容器や中に入れる小物を用意するのが意外に難しい。売り物のジェルキャンドルの中身がどれも似たり寄ったりな気がするのも、そんな制約があるせいだろう。容器に流し込む基本の作り方に慣れたら、パットで固めたジェルをクラッシュしたり、キューブ状にカットしたりと、工夫してさらにアレンジしてみよう。
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