
大阪府
東京・寺田倉庫で今年3月に開催され絶大な人気を博した『メタファー:リファンタジオ展』が、2025年7月11日(金)から8月31日(日)まで大阪・なんばパークスミュージアムで開催される。しかも今回は、東京展では見ることのできなかった大阪限定の追加要素も多数用意されている。
『メタファー:リファンタジオ』といえば、『ペルソナ』シリーズを手がけた橋野桂さんがディレクターを務める話題のファンタジーRPG。独特の世界観とアートディレクションで世界中のゲームファンを魅了し、The Game Awards 2024では錚々たるタイトルを抑えて3部門受賞という快挙を成し遂げた。
その記念すべき初の大規模展覧会として東京で実施された際は、連日多くのファンが詰めかける盛況ぶり。副島和記さんによる美しいキャラクターアートから、緻密に作り込まれた世界設定まで、作品の魅力を余すところなく体感できる内容で話題を呼んだ。
まず注目したいのが、名古屋市美術館 ミュージアムショップ協力のもと実現した『ヒエロニムス・ボス作品』のフィギュア展示だ。『メタファー:リファンタジオ』に登場する『ニンゲン』のモチーフとなった作品を、フィギュアとして間近で鑑賞できる。
さらに、本作の特徴的なUI(ユーザーインターフェース)を構成するイラスト素材なども新規展示。メニュー画面などあのハイセンスなデザインがどのように生み出されたのか、制作過程を垣間見ることができる。設定資料についても、これまで見ることのできなかった秘蔵資料が登場する予定だ。
そして忘れてはいけないのが、大阪限定グッズの存在。東京展で人気を集めた『ルイの肖像画』関連のアイテムをはじめ、ここでしか手に入らない限定商品が販売される。さらに、なんばパークス「なんばまるっとアプリ」会員向けには、アーキタイプアイコンを使用した限定ノベルティのプレゼント企画も実施予定。
展示内容も充実している。副島和記さんによる描きおろしイラストが迎えるINTROエリアを皮切りに、作中で何度も訪れる書斎のような空間「アカデメイア」を完全再現したエリアでは、モアの新規収録ボイスが来場者を案内。まるでゲームの中に入り込んだかのような感覚を味わえる。
ストーリーエリアでは作中で印象的だった「太刀乗り」を再現できるフォトスポットを設置。ワールドエリアの「鎧戦車」フォトスポットでは、椅子に座って窓からゲーム中の映像を眺めながら、旅の臨場感を演出した写真撮影が楽しめる。
UIエリアでは、メインメニューを大迫力で楽しめる展示のほか、作中のコマンドバトルに自分自身が入り込んだような写真が撮影できるフォトスポットが登場する。
大阪会場開催を記念して、入場特典「トレーディングフレームカード」が新規で5種類追加され、全10種類に。平日なら2枚、土日祝は1枚がランダムで配布される。
グッズ売り場では、目玉商品のオフィシャルパンフレットをはじめ、本展覧会のオリジナルグッズや過去販売された『メタファー:リファンタジオ』グッズがラインナップ。大阪会場限定商品として「F3キャンバスボード」(2970円)と「トレーディングCABLEBITE(全5種)」(各700円)が新登場。「限定グッズ引換券」(5500円)を購入すれば、さらに特別なアイテムを入手できる仕組みになっている。
本展はアトラスが送り出した渾身のRPGの世界を、五感すべてで体験できる貴重な機会。関西のファンはもちろん、東京展を体験済みの人でも、大阪限定の要素を求めて足を運ぶ価値は十分にある。世界が認めた傑作の魅力を、ぜひその目で確かめてほしい。
『メタファー:リファンタジオ展』開催概要
会期:2025年7月11日(金)〜8月31日(日) ※8月18日(月)は休館日
開催時間:11時〜19時 ※最終入場 18時30分
会場:なんばパークスミュージアム(大阪府大阪市浪速区難波中2丁目10−70 なんばパークス 7階)
入場料:一般2500円(2200円)、大学・専門・高校生2300円(2000円)、中・小学生1000円(900円)
※()内は前売り券の価格
※2025年7月11日(金)〜7月13日(日)の11時30分〜12時30分は入場日時指定制
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
夏休みの人気イベントランキング | 夏休みの人気スポットランキング |
最近見たイベント&スポットページはありません。