
広島県
世界遺産を2つ有し、瀬戸内海に面した美しい自然や、歴史・文化に触れられる観光スポットがそろう広島。“日本の縮図”と呼ばれるほど都市と自然がバランスよく共存する土地柄で、街歩きもアウトドアも満喫できるのが魅力だ。
今回は、そんな広島で子どもと一緒に学びながら遊べる、この夏注目のアクティビティを紹介。
三段峡は、国の“特別名勝”に指定された日本有数の渓谷で、その壮大な自然を川から体感できるのが「Drops」のシャワークライミング。ガイド同行で安全に楽しむことができ、清流を進みながら滝や水中の魚、岩肌などを間近に観察することができる。
自然の仕組みを肌で学び、生き物と触れ合う、子どもにとって貴重な体験。五感を使って自然と向き合うことで好奇心や探究心も育まれ、夏の思い出作りにも最適だ。
【三段峡ネイチャーツアー】
開催期間:2025年7月18日~9月18日(木)
場所:広島県山県郡安芸太田町柴木1594
料金:1万8000円/1人(昼食、保険料、体験料、ライフジャケットレンタル料含む)
世界遺産「原爆ドーム」を川面から見る広島ならではのSUPツアーでは、緑に包まれた街並みを眺めながら原爆投下の目印となった相生橋をくぐり、ゴールの平和記念公園を目指す。水の上から原爆ドームを見上げる体験は、平和であることの大切さをあらためて気づかせてくれるはずだ。
信号も人込みもないストレスフリーな水上散歩は、終戦から80年を迎える今だからこそ体験しておきたい。
【世界遺産原爆ドームツアー】
場所:広島県広島市西区楠木町1丁目15-4 ファビス楠木101
料金:6600円(インストラクション、ボード、ウェット、スーツ、ツーリングガイド料金含む)
広島県熊野町は、国内外問わずプロのメイクアップアーティストやセレブにも愛される「熊野筆」の一大産地。伝統と技術が息づく町で、オリジナルの化粧筆作りを体験できるスポットが注目を集めている。
なかでも「晃祐堂」の「筆作り体験」では、毛並みの形やカラーを自由に選べるなど、自分だけのオリジナルの筆を製作できる。持ち手部分には名前やメッセージを入れられるので、ギフトにもおすすめ。店内には多彩な熊野筆がズラリと並び、見ているだけでも楽しい空間だ。
【筆作り体験】
開催日:月曜~土曜(祝日を除く)
場所:広島県安芸郡熊野町平谷4丁目4-7 晃祐堂
料金:1650円~5500円※コースによって異なる。営業日3日前まで要予約
港町の鞆の浦で100年以上受け継がれてきた伝統技術「鍛造」(たんぞう)を体験できる「santo」の工房では、真っ赤に熱した鉄をハンマーで打ち、自分だけのフライパンやお香立てを職人と一緒に作ることができる。職人が丁寧にサポートしてくれるので、初心者でも安心して参加しよう。
完成した作品はそのまま持ち帰ることができ、日常使いできるのもうれしいポイント。
【鍛造体験プラン】
場所:広島県福山市鞆町後地26-30(鞆鉄鋼グラウンド前) santo
料金:1万1200円~※製作物により異なる
広島湾に浮かぶ小さな島、似島(にのしま)には、ちょっと意外な“甘い”歴史が残っている。第一次世界大戦中、この島にはドイツ人捕虜の収容所が置かれており、その中に、のちに「バウムクーヘンの父」と呼ばれるカール・ユーハイムさんがいたそうだ。
1919年に広島で開かれた展示会で、彼が日本で初めてバウムクーヘンを焼いたことからその歴史が似島にも残り、「ユーハイム似島歓迎交流センター」では「バウムクーヘン作り体験」ができる。焼き重ねるごとに香ばしくなっていく生地にワクワクしながら、親子でバウムクーヘンの歴史に触れることができる。
【バウムクーヘン作り体験】
住所:広島県広島市南区似島町字東大谷182 ユーハイム似島歓迎交流センター
料金:3000円/1セット
実施人数:3人~60人程度まで
2025年の夏休みは、自然や歴史、文化が感じられる広島で、この土地ならではの体験をしてみてはいかがだろうか。
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