長野県
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旅行好きなら知らない人はいない、数多くの愛される施設を展開する星野リゾート。「旅を楽しくする」をテーマに、「星のや」、「界」、「リゾナーレ」、「OMO(おも)」、「BEB(ベブ)、「LUCY」など6つのホテルブランドと個性的な施設を国内外に展開している。
今回は「さえずる森とランデヴー」をコンセプトとする「BEB5軽井沢 by 星野リゾート」(長野・軽井沢、以下BEB5軽井沢)へ。同ホテルは、2019年に「BEB」第1号として開業した場所。実際に宿泊して、お手軽に気ままに過ごしてみることにした!
ホテルブランド「BEB」は、若い世代をメインターゲットとする滞在型ホテル(※BEB5土浦、BEB5軽井沢、BEB5門司港、BEB5沖縄瀬良垣で展開)。BEBのブランドコンセプト「居酒屋以上 旅未満 みんなでルーズに過ごすホテル」には“いつもの顔ぶれで、飲み会よりもすてきに。旅よりも気軽に”という想いが込められており、遊び心あふれる客室や24時間使えるパブリックスペース「TAMARIBA」やカフェが設置されている。飲食物の持ち込み推奨で、朝食は10時まで、チェックアウトは“だいたい11時”とルーズに過ごせる。その日の気分で楽しむ「おでかけ」に寄り添う。
今回訪れた軽井沢にある24時間利用可能なパブリックスペース「TAMARIBA(タマリバ)」は、そんなBEBの文化を象徴。ホテルは軽井沢星野エリアの入り口に位置し、徒歩圏内でショッピングや温泉、食事が楽しめるのもポイントだ。
滞在型リゾートホテル「星のや軽井沢」、「軽井沢ホテルブレストンコート」、源泉かけ流しの日帰り温泉「星野温泉 トンボの湯」、飲食店や雑貨店が並ぶ小さな街並み「ハルニレテラス」、自然体験施設を運営し、エコツアーを行う「ピッキオ」などが集まる、自然・温泉・食事・アクティビティを一体的に楽しめる星野リゾートのリゾートエリア、軽井沢星野エリア。
同エリアは、アクセスのよさも魅力!東京駅から軽井沢駅までは新幹線で約60分、軽井沢駅から「BEB5軽井沢」まではタクシーまたは西武観光バスで15分ほど。ホテルは軽井沢星野エリアの一角にある。
エリア内では循環バス「軽井沢星野エリアリゾートシャトル」も運行されており(※宿泊者限定。9時~22時運行。8時~9時、12時~15時についてはフロントに要確認)、「ハルニレテラス」での食事や、「星野温泉 トンボの湯」の入浴時にも利用できるのがうれしい。
「BEB5軽井沢」が“くつろげる理由”。それは、好きなものの持ち込みを推奨されている「24時間営業のパブリックスペース『TAMARIBA』」があるから。また、軽井沢に関連する書籍を置いていたり、ボードゲームも充実していたり。ホテル遊びをばっちりサポートしてくれる。さらに、朝食は7時~10時とゆったり用意されているほか、チェックアウトも「だいたい11時」というルーズさがうれしいポイント。朝寝坊してしまっても、カフェでおにぎりやおやきなどの軽食が楽しめるので安心だ。
ゲストルームの「ヤグラルーム」は、日本古来の櫓(やぐら)をモチーフにしたお部屋で、上段はベッド、下段はソファー…と、まるで秘密基地のような気分で楽しめるデザイン。「お菓子や飲み物を持ち込んで、ミニパーティーもおすすめ」だという。「ツインルーム」は、高い天井と大きな窓からの明るい陽射しが特徴となっている。
文豪や芸術家が集い、コミュニティが形成されていた軽井沢星野エリアは、古くから多くの人々に愛され続けている。そんな同所は、現在、自然や文化を愛する人々が集う“小さな街”「ハルニレテラス」に発展。ベンチに腰掛けて、のんびり軽井沢の夏景色を眺めたり、レストランで美食を味わったりすることができる。
ランチタイムには、ソムリエとフレンチシェフが手掛けるデリカテッセン&自然派ワインショップ「セルクル軽井沢」へ。
「セルクル ランチコース」(3520円)は、パテドカンパーニュや生ハムなどが付く「セルクルデリの盛り合わせ」、「自家製フォカッチャ」、「本日のスープ」、「メインディッシュ」がセットになったもの。「メインディッシュ」として選んだ「信州サーモンのパイ包み焼き ~鯛焼き風~」(+330円)には、信州サーモンや、鯛とホタテのムースが入っており、リッチでコクのある味わいを堪能できる。
浅間山の麓、東御市で循環農業を営む「永井農場」の直営店「HARVEST NAGAI FARM」のジェラートもぜひ味わってほしい一品。人気No.1の「ピュアミルク」(シングル500円~)は、愛情いっぱいに育てられた乳牛のミルクそのままの味!ハーブの味わいを楽しめるという「ミントとチョコ」や、華やかカラーの「ピンクグレープフルーツのソルベ」、お米と日本酒を混ぜて作った珍しいジェラート「コシヒカリ」まで多彩なフレーバーが楽しめる。午後には売り切れるフレーバーも出てくるので、早めに来店するのがおすすめ。
「セルクル軽井沢」
営業時間(レストラン):11時~21時00分(LO20時) 電話:0267-31-0361
「HARVEST NAGAI FARM」
営業時間:10時~18時※季節により営業時間の変動あり 電話:0267-31-0082
夜は少し早めに、信州の郷土料理をベースにしたオリジナルメニューや、地酒、季節の一品料理も豊富に取りそろえられている「村民食堂」で、夕食タイム。旬の食材を使った同レストランの看板メニュー「信州彩り御膳」(3800円)や、和牛のたたきとしぐれ煮の贅沢な2色の丼に、3種の薬味を添えた「和牛のよくばりひつまぶし」(3900円)、「夏野菜と海老の天ぷらせいろ」(2400円)など信州のおいしいものを味わおう。
「信州彩り御膳」は、メインの牛すき鍋や信州サーモン、季節ごとに変わる天ぷらや小鉢で、自慢の味を少しずつ楽しめる内容。「和牛のよくばりひつまぶし」は、最後にかつお出汁と牛のごま和えでお茶漬け風にして、ボリュームのある丼を気軽に楽しむことができる。
「村民食堂」
営業時間:11時30分~21時30分(LO20時30分) ※第3水曜日は、ディナー営業(17時~)のみ、季節により営業時間の変動あり 電話:0267-44-3571 ※1階レストランの予約は受け付けていない(店頭の発券機にて順番に案内)。2階「季節のおまかせ料理」は完全予約制
自然に囲まれた星野エリアならではのアクティビティを体験すれば、旅がより思い出深いものに。「軽井沢野鳥の森」をメインフィールドに、森の生き物との出合いを楽しむ自然観察ツアーを開催する「ピッキオ」では、「空飛ぶムササビウォッチング」なるユニークなツアーを実施しているので、参加しない手はない(有料。詳細は予約ページを要確認。期間:2026年11月30日(月)まで。10月28日(水)、29日(木)は除く)。目撃率はなんと95%以上!ドキドキ、ワクワクが感じられ、カップルやファミリーにもおすすめのツアーとなっている。
昼には、「野鳥の森 ネイチャーウォッチング」のプログラムも実施しているピッキオ(有料。詳細は予約ページを要確認。期間:開催中の「野鳥の森ネイチャーウォッチング 夏の花と昆虫」は、2026年9月30日(水)まで)。
これは「軽井沢野鳥の森」を歩きながら、四季折々の旬の生き物を観察するツアーで、ガイドさんいわく「小さなお子さまからご年配の方までお気軽にご参加ください。いつものスニーカーでも大丈夫ですよ」とのこと(※公式サイトの気候と服装のページは要確認)。約2キロメートルの道のりをゆったりと歩き、自然を存分に楽しむことができる。
一日の締めくくりとして、日帰り温浴施設「星野温泉 トンボの湯」へ立ち寄れば、旅の疲れがフワッとほどけるハズ。星野温泉は、1915年の開湯以来、避暑地軽井沢の名湯として愛されてきたスポット。北原白秋や与謝野晶子など、多くの文化人も浸かったという。
「星野温泉 トンボの湯」は、そんな星野温泉の歴史を汲む“源泉かけ流し”の立ち寄り湯。森を全身で感じながら、古の湯で心身をほぐし、英気を養うことができる。
同所では、季節ごとにイベントを開催しており、夏季は、全長約6メートルの足水桶に約13度の湧水をかけ流す「足水浴」(無料、星野温泉 トンボの湯横「カラマツの丘」で実施)を、秋はリンゴを湯船いっぱいに浮かべる「りんご湯」などを開催。隣接する「カフェ ハングリースポット」では、森の香りに包まれたノンアルコールカクテル「森林ソーダ」(750円)も登場しており、“避暑地ならではの時間”を過ごす際のお供に最適だ。
夜の「TAMARIBA」で過ごすリラックスタイムは格別だ。揺らめく炎の周りを、皆、思い思いにゆったりと過ごしている。
この「TAMARIBA」は、なんと24時間オープン!24時間営業のカフェラウンジでお酒やスイーツを購入して楽しむのもおすすめだ。記者が訪れた日も遅くまでにぎわっており、焚き火を囲んで会話に花を咲かせるファミリーの姿もあった。
朝食を食べる場所は、カフェのテーブル、ライブラリーのデスクやソファなど、その日の気分で好きな場所を選べるが、記者は居心地のよさを気に入った「TAMARIBA」の中庭でいただくことに。メニューは、メインプレートの「アメリカンブレックファースト」、「チーズフレンチトースト」、「フルーツフレンチトースト」(各1300円 スープ、ドリンクバー付き ※ドリンクはフリードリンクとして10時まで利用可)から気分に合ったものを選んで。鳥のさえずりを聴きながらコーヒーなどもいただいて、贅沢な時間を過ごそう。
ちなみに朝食は、エリア内でモーニングを提供しているレストランでも食べることができる。「ハルニレテラス」にある、高品質なコーヒーを提供する「丸山珈琲」のモーニングは、選べる4種のパンと、ヨーグルトフルーツグラノーラ、ドリンクのセット(1400円、8時~11時)。ベーカリー&レストラン「沢村」では、自家製酵母パンに目玉焼き、ベーコン、ソーセージ、スープ、サラダ、ヨーグルトを盛り込んだボリューム満点のモーニングプレート(2530円)や、フレンチトースト(2068円、いずれも7時~11時)を楽しむことができる。また、「軽井沢ホテルブレストンコート」の「レストラン ノーワンズレシピ」が期間限定の宿泊プランで利用可能な場合も。ここでは、クロックムッシュやシャルキュトリー、ブーケに見立てたサイドディッシュを提供している(外来不可、7時~10時)。
軽井沢星野エリアの木立を抜けて丘をのぼっていくと、「軽井沢高原教会」にたどり着く。
軽井沢は、1886年の英国国教会宣教師来訪を機に、教会文化が育まれてきた場所。「軽井沢高原教会」は、1921年の「芸術自由教育講習会」を原点に誕生した。内村鑑三をはじめ、北原白秋や島崎藤村など、当時の文化人が集った歴史を持ち、“誰もが自由に集い語り合う精神”が今なお受け継がれた、誰にでも開かれた教会である。
毎週日曜に行われる「日曜礼拝」をはじめ、夏とクリスマスに行われる催しには、全国から多くの人々が集まるそうだ。2026年8月1日(土)から31日(月)までの期間は、教会の森一面をランタンキャンドルの灯りが包み込むイベント「軽井沢高原教会 サマーキャンドルナイト」が開催予定。夏のイベントにもぜひ注目しよう。(※無料。時間:19時30分~21時30分。参加方法:日にちにより参加方法は異なる。詳しくは公式サイトを要確認)。
「軽井沢高原教会」
見学時間:10時~17時 ※現地で要確認
BEBだけでなく、旅行スタイルに合ったそのほかの選択肢があることも軽井沢星野エリアの魅力。「星のや」の始まりの地である長野県の「星のや軽井沢」では、2026年8月31日(月)まで、“至福の涼感ステイ”が用意されているのでチェックしてみて。
朝は、心地いい涼しさの中で自然を満喫する「朝霧のこみち巡り」を、昼は、涼風が吹き抜ける棚田の特別席で冷菓「涼風の八つどき」を楽しめ、さらに夜には、ライトアップされた幻想的な「棚田Barラウンジ」で、虫の音や川のせせらぎに包まれながら、樹木のシロップを使った「軽井沢香木かき氷」と「軽井沢白樺かき氷」を堪能。この夏にしか体験できない特等席が待っている。
また、美食とリゾートウエディングで知られる高原リゾートホテル「軽井沢ホテルブレストンコート」では、木漏れ日の中で祝福に包まれるウエディングや、豊かな自然が育んだ軽井沢の美味、リラックスできる滞在を提案している。
最後に、「ハルニレテラス」のショップで販売しているおすすめのお土産をセレクトして紹介。
まずは「丸山珈琲 ハルニレテラス店」の店舗限定商品からチェック!春楡(ハルニレ)の大樹をイメージしたという、優しい甘さとなめらかな口当たりのブレンド「ハルニレテラスブレンド」(ドリップバッグ 単品216円)は、ナッツのような香ばしさと、フルーツのようなさわやかさが感じられる一品だ。
老舗菓子店「和泉屋 傳兵衛(でんべい)」のハルニレテラス限定商品「ころころくるみ」(5個入り 1242円)も、軽井沢のお土産にぴったり!シナモン風味のほろっとした生地、しっとりとした餡でまとめたリンゴやクルミがポイントだ。
そして、食のセレクトショップ「Karuizawa Vegetable ココペリ」の無添加・無着色のジャムにも注目。同店のジャムは、旬の時季に農家より仕入れた果物の“新もの”が発売され、リピーターも多い。取材時に販売していた「信州産 紅玉りんごバター」、「信州産 いちご」(各950円)も迷わずに購入したい一品となっている。
弾丸でも十分満喫できる軽井沢星野エリア。都心を抜け出してショッピングや温泉、食事を楽しみ、現地でさわやかな風やひんやりとした空気を全身で感じて、思いっ切りリフレッシュしてみてはいかが?
取材・文=平井あゆみ
写真=樋口涼
※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。
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