栃木県
目次
「今年の夏休みは、子どもにいろいろなことに挑戦させたい!」。そんなパパ・ママに絶対おすすめしたいのが、大自然に囲まれた「モビリティリゾートもてぎ」だ。
2026年春にオープンしたばかりの新バイクアトラクションをはじめ、ハラハラドキドキのアスレチック、そして夏限定のびしょぬれイベントまで、子どもたちの「やってみたい!」を刺激する仕掛けが盛りだくさん!ときに失敗し、悔しい表情を浮かべながらも、自分の力で乗り越えたときのあのキラキラした笑顔……。親としても胸が熱くなる、成長の瞬間に立ち会える最高の遊び場を、パパ、ママ、小学6年生の悠葉(ゆうは)ちゃん、小学2年生の茉奈(まな)ちゃんの家族4人が巡る、一泊二日の体験レポートで紹介する。
まず向かったのは、2026年3月に誕生した注目の新エリア。ここでは、子どもたちが自分の力でバイクを操る大きな「挑戦」が待っている。
補助輪なしの自転車に乗れる3歳から挑戦できるバイクアトラクション。「ハチミツラボ(命の恵み)」をテーマにした養蜂場のようなかわいらしいコースで、茉奈ちゃんがさっそく挑戦した。
最初は少し重たいバイクの感覚に戸惑い、うまく進めずにグラリと転んでしまう。悔しくてめげそうになりながらも、「もう一回やる!」と立ち上がる茉奈ちゃん。スタッフが優しく丁寧にサポートしてくれるおかげで、あきらめずに何度も練習を重ね、ついに自分の力だけでコースを一周できるようになった。上手に乗れると「ライセンスカード」がもらえ、そのときの「できた!」という誇らしげな笑顔は一生の思い出だ。
親子で一緒に走行できるのはもちろん、コースのすぐ横には屋根付きの「テラスゾーン」もあり、パパとママは日差しを避けて涼みながら、我が子の頑張りをカメラ片手に特等席で見守ることができるのもうれしいポイント。
「KIDS BIKE Field(キッズバイクフィールド)」
対象:3歳〜小学生
※補助輪なしの自転車に乗れる方
キッズバイクフィールドで自信をつけたら、小学1年生から乗れる「RINDO BIKE(リンドーバイク)」へステップアップ。
全長約120メートルの自然の森を切り開いた林道コースには「うねうね下り道」や「コトコト橋」「ぐるりんカーブ」など冒険心をくすぐる難所が連続する。コース内は「バードラボ(命を運ぶ翼)」「バンブーラボ(命を支える大地)」「アクアラボ(命が集まる流れ)と、自然とのふれあいを感じられるセクションに分かれており、ハローウッズの鳥たちを観察しながらのツーリングが可能だ。笑顔で乗りこなす悠葉ちゃんに対し、ドキドキしながらも真剣な眼差しでハンドルを握る茉奈ちゃんも見事に1人で走りきり、大きく成長!子どもの笑顔、そして挑戦と成長が見られる最高のアトラクション。
「オフロードツーリング RINDO BIKE」
対象:小学1年生以上
※補助輪なしの自転車に乗れる方
※小学1年生はキッズバイクフィールドのライセンスカードの取得が必要
続いては、ハローウッズの森にそびえ立つ高さ13メートルの「森感覚アスレチック DOKIDOKI(ドキドキ)」へ。
どんぐりの木のてっぺんを目指す5階建ての巨大アスレチック。1階の地中の世界から始まり、フロアを上がるごとに若葉や新芽が広がる自然のストーリーが展開される。
道中にはカブトムシなどの巨大オブジェや、足がすくむような高い場所など39カ所もの障がい物が待ち受ける。「ちょっと怖いかも……」と足が止まる茉奈ちゃんに、お姉ちゃんの悠葉ちゃんが「大丈夫、ついてきて!」と頼もしく声をかける。親子で「頑張れ!もう少し!」と声を掛け合いながら進み、最上階のゴールにたどり着いたときの達成感はほかでは得がたいもの!
「森感覚アスレチック DOKIDOKI」
対象:小学1年生以上
次は、迫力満点のオフロードマシンを子ども自身も運転できる「DEKOBOKO(デコボコ)」へ。
軽自動車並みの大きさがある巨大なマシンに乗り込み、全長240メートルの訓練コースに挑む。運転席には悠葉ちゃんが座り、デコボコ道や丸太の一本橋、水たまりなど、次々と現れる難関に挑戦だ。ここで鍵となるのが、助手席のパパや後部座席のママたちからのアドバイス。家族で団結して難関をクリアするほど「点数がアップする」という独自のスコアシステムがあり、「次は右!」「ゆっくり進んで!」と声を張り上げ、それに合わせて悠葉ちゃんが真剣な表情でマシンを操る。親子のチームワークが試される、大興奮のアトラクションだ。
「オフロードアドベンチャー DEKOBOKO」
対象:2歳以上
※2歳~小学2年生以下の子どもは、子ども1名につき、中学生以上1名の同伴が必要。
※小学3年生以上から1人で運転可能
「夏の屋外は暑さが心配…」というご家族もご安心を!夏限定(2026年は7月18日~8月31日(月)開催)のびしょぬれイベント「わくわくスプラッシュサマー」により、パークが涼しいオアシスに大変身!ぜひ思いっきり涼みに出かけてみよう!濡れてもいいように、着替えの準備も忘れずに。
足を踏み入れると、迷路のあちこちに設置されたミストやスプリンクラーから冷たい水がプシューッ!
子どもたちが夢中になったのが、あちこちから予測不能な水が飛び出す夏限定アトラクション「スプラッシュうりんぼ迷路」(※9月23日(祝)まで開催)だ。「キャー!冷たい!」と歓声を上げながら、ずぶ濡れになって迷路を駆け抜ける悠葉ちゃんと茉奈ちゃん。
さらに、エリアのシンボル「生命(いのち)の塔」からは「ザブーン!」と大量の水が降り注ぐ大迫力のウォーターキャノンも発射!大人は「ぬれちゃう!」と逃げ腰になるが、子どもたちは大喜びで自ら水しぶきの中へダイブし、全身びしょぬれになって満面の笑みを見せた。
たっぷり濡れたあとは、人気の水遊びスポット「森のせせらぎ」へ。
自然の沢のような造りでひんやりと心地よい。このエリアは、切り株から芽吹くひこばえをシンボルに里山の森の循環を表現することで、ハローウッズの豊かな自然とのつながりも感じさせる空間になっている。エリア中央の沢を囲むように日陰のレストスペースが充実しているため、パパとママは涼しいベンチで冷たい飲み物を片手に休憩しながら、パシャパシャと安全に水遊びを楽しむ子どもたちを安心して見守ることができる。
外遊びに少し疲れたら、迷わず日本最大級の屋内アスレチック「巨大ネットの森 SUMIKA(スミカ)」へ。
一歩入れば、冷房が効いた快適な大空間が広がっている。森の生きものたちが隠れ住む“すみか”をモチーフにした巨大なツリーネットを目の前に、子どもたちの無限の体力が再び爆発!茉奈ちゃんはウサギやリスになった気分でネットの上をぴょんぴょん飛び跳ねて大はしゃぎ。お姉ちゃんの悠葉ちゃんはネットの天井近くまでスルスルと登っていき、「ヤッホー!」と下で見守るパパとママに手を振ってアピールしていた。親にとっても涼しいベンチで体を休めながら、安全に遊び回る我が子を見守れる、まさに夏の救世主のようなスポットだ。
「巨大ネットの森 SUMIKA」
対象:3歳以上
対象:小学生以下は保護者(成人)の同伴が必要
豊かな自然体験プログラムがそろう「森の自然体験ミュージアム ハローウッズ」では、森の散策プログラムで自然の不思議にタッチ。専門知識を持ったキャストさんに昆虫や植物のことを教えてもらいながら本物の自然に触れることで、子どもの知的好奇心もフル回転する。
家族みんなで挑戦したのが、ビンゴカードを使って森をめぐる「森のファミリーウォーク TEKUTEKU(テクテク)」だ。
森に隠れている生きものや植物を探しながら進むスタンプラリーのような感覚で、子どもたちは大はしゃぎ。「あ、あそこに木人(こびと)がいるよ!」「次はどの生きものかな?」と、普段は歩くのが苦手な茉奈ちゃんも、ビンゴを完成させようと夢中になって森の中を歩き回っていた。自然の中で宝探しをしているようなワクワク感がたまらない。
「森のファミリーウォークTEKUTEKU」
対象:小学生以下は保護者(成人)の同伴が必要
さらに、森で集めたどんぐりや小枝を使ったクラフト体験も大人気。2人が体験したのは、夏の森ハーバリウムづくり。お気に入りの木の実や葉っぱなどを小瓶に詰め込み、世界に一つだけの涼しげでかわいらしい作品を完成させた。木の心地よい香りに包まれながら自らの手で形にしていくものづくりの時間は、自然が教えてくれる特別な学びのひとときだ。
クーラーの効いた涼しい館内がうれしい「Honda Collection Hall(ホンダコレクションホール)」は、夏には涼みスポットという側面も。ここは、Hondaが誇る歴代のクルマやバイク、世界を制したレースマシンなどが美しく展示されている、まさにモビリティの博物館だ。
ここでの主役は、なんと言っても車好きのパパ!「おぉっ!これ、昔憧れてた車だ!」と目を輝かせて駆け出していく。
「ちょっとパパ、子どもたちよりはしゃいでない?」と呆れ気味に笑うママに、「いや、これは男のロマンなんだよ!ほら、あのレーシングカーを見てごらん。世界で戦った本物のマシンだよ!」とパパの熱弁が止まらない。圧倒的なオーラを放つ歴代のレーシングカーがズラリと並ぶ姿は、車に詳しくないママや子どもたちが見ても鳥肌が立つほどのかっこよさだ。
さらに館内では、二足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」の技術展示に加え、小型ビジネスジェット機「HondaJet(ホンダジェット)」の展示まであり、「車だけじゃなくて、空も飛んじゃうなんてホンダってすごいね!」と驚く茉奈ちゃん。ものづくりの情熱と歴史を間近にして、パパはもちろん、家族みんながワクワクさせられる空間だった。
たっぷり遊んでお腹が空いたら、パーク内のレストランやカフェでエネルギーチャージ。「カフェテリア オーク」ではバラエティ豊かなランチが楽しめる(※ホテル内の「森のレストラン MARCHERANT(マルシェラン)」は現在、宿泊者向けの朝食・ディナーのみ営業)。思いっきり遊んだあと、家族みんなでワイワイと食べる食事は、いつもよりもっとおいしく感じるはず。
食後には、手作りジェラートが自慢の「森のジェラテリア ROCCO(ロッコ)」で涼をとるのも夏の醍醐味。新鮮なミルクやこだわりのフレーバーを使ったジェラートは、素材の濃厚なコクと豊かな香りが口いっぱいに広がる本格的なおいしさで、午後の遊びに向けたパワーをしっかりとチャージした。
1日じゃ到底遊びきれないモビリティリゾートもてぎ。「もっと遊びたい~!」という子どもたちのリクエストに備えて、宿泊予定で向かうのも大・大・大推奨!
敷地内には、用途に合わせて選べる2つの宿泊スタイルがある。1つは、大自然の中で満天の星を満喫できる「森と星空のキャンプヴィレッジ(グランピング)」だ。かわいらしいタマネギ型のロータスベルテントに泊まれば、夜には天体望遠鏡で星空観察も楽しめる。夕食は極上のアメリカンBBQを満喫。食後は広場で焚き火を囲み、「今日のアスレチックすごかったね!」と冒険を語り合う時間も最高の思い出になるはず。
小さな子ども連れのファミリーや、よりリゾート感のあるステイを希望する人は「モビリティリゾートもてぎホテル」がぴったり。特におすすめなのが、2025年春にホテル最上階にオープンした「スーペリアファミリー Hoshi-Akari」。もてぎの豊かな森をイメージした温かみのある客室は、靴を脱いでくつろげるカーペットフロアになっており、ハイハイ時期の赤ちゃんや小さな子どもがいても安心。大きな窓やソファからは四季折々の景色や星空を眺めることができ、家族みんなでゆったりとした特別な時間を過ごせる。
日中思い切り汗を流して遊んだ体は、ホテル内の大浴場「のぞみの湯」ですっきりと癒やす。露天風呂から望む里山の景色と星空は、家族の夏の思い出をさらに濃密なものにする極上の時間だ。
旅の締めくくりは、ワクワクが止まらないお土産選び。パーク内にはテーマの異なるショップが複数あり、目的に合わせて買い物が楽しめる。
自然素材や森の生きものをテーマにした「スーベニアもてぎ」では、アトラクションの名称がついた「DEKOBOKOチョコクランチ」や「もてぎの森のレモンケーキ」など、かわいらしいお菓子がズラリ。悠葉ちゃんと茉奈ちゃんは「かわいい!」と盛り上がりながら、オリジナルトートバッグやお菓子、クルマや動物の形をした鹿沼組子のオブジェなどを真剣に選んでいた。
一方、レーシングテーマの「モビプラザ」や、Honda関連グッズがそろう「ミュージアムショップ」では再びパパの足が止まる。「タイヤカスさきいか」や真っ黒な「アスファルトウエハース」といったユニークなネーミングのアイテムは、友人や職場の同僚へのお土産にウケること間違いなし!精巧なトミカやリアルな「タイヤクッション」など、モビリティリゾートもてぎならではの限定グッズの数々に、最後まで家族みんなで大盛り上がりだった。
モビリティリゾートもてぎといえば、やっぱり国際レーシングコース!10月には世界最高峰の二輪レース「MotoGP(TM)」をはじめ、「SUPER GT」など数々のビッグレースが開催され、トップレーサーたちが限界に挑む姿を間近で観ることができる。
テレビの画面越しでは決して味わえない、強烈なエンジン音と圧倒的なスピード感は、親子でのレース観戦にもぴったり。子どもたちにとっても、きっと忘れられない大きな刺激になるはず。
ただ「楽しい」だけじゃないのが、モビリティリゾートもてぎの魅力。できないことに直面して悔しがる姿も、パパやママの応援を背にそれを乗り越えたときの笑顔も、すべてが子どもの確かな成長の証だ。夏休みのおでかけ先としてはもちろん、平日などを利用して学校以外の場所で体験学習を行う「ラーケーション」の場としても、ぴったりな環境が整っている。
子どもの冒険心を刺激するアトラクションや大自然、涼しい水遊びスポットや快適な屋内施設、絶品グルメに極上の宿泊施設までそろったいたれり尽くせりの遊び場。今年の夏は、ぜひ家族みんなで「最高の冒険」に出かけてみよう!
取材・文=北村康行、撮影=阿部昌也
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