夏休みのおでかけ予定は「宿泊あり」が3割程度、ワクチンが普及するも遠出は依然消極的な傾向に

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新型コロナウイルスの感染再拡大も取りざたされる中、来月にはお盆とそれに伴う帰省シーズンが控えている。昨年は東京オリンピック・パラリンピック開催に付随し夏の祝日が移動するなどの違いがあったが、今年のお盆休みの動向はどう変わっていくのか。ウォーカープラス編集部では読者を対象にアンケート調査を実施し、今年の夏休みの予定や、コロナ禍の中での意識の変化を追った。(アンケート期間:2022年7月6日~12日、回答者数:1551人。2021年の結果はアンケート期間:2021年6月18日~24日、回答者数:1695人。いずれもウォーカープラス調べ)

コロナ禍で迎える夏も3年目。夏休みの過ごし方をアンケート
コロナ禍で迎える夏も3年目。夏休みの過ごし方をアンケートまちゃー / PIXTA(ピクスタ)


宿泊ありの外出予定は3割程度、昨年から引き続き遠出は消極傾向

まずは回答者全員を対象に、例年の夏休みの動向と、昨年の振り返りと今年の予定を訊いた。

約半数弱の人が夏の旅行やおでかけを毎年していたと回答
約半数弱の人が夏の旅行やおでかけを毎年していたと回答ウォーカープラス調べ

「例年(コロナ禍前を含む)の夏休みは旅行・おでかけをしていた?」と質問したところ、「毎年どこかに旅行・おでかけをしていた」が47%と半数近く、「2~3年に1回は旅行・おでかけをしていた」(17%)、「5年に1回は旅行・おでかけをしていた」(2%)を含めると6割強の人が数年に1度は夏に遠出をしていたと回答した。

2021年、宿泊ありでおでかけをした人の合計は24%
2021年、宿泊ありでおでかけをした人の合計は24%ウォーカープラス調べ

一方、昨年の動向を追うと、宿泊を伴う旅行・おでかけをした人は「国内(県外)」(20%)、「国内(県内)」(4%)、「海外」(0%)と約4分の1程度に留まり、日帰りでも「旅行・おでかけはしなかった」人が47%となった。

今年の夏休み、帰省も含め泊まりがけの外出予定がある人は3割ほど
今年の夏休み、帰省も含め泊まりがけの外出予定がある人は3割ほどウォーカープラス調べ

その上で「今年の夏休みはどうする?」と訊くと、「国内旅行の予定を立てている(県外)」(22%)、「国内旅行の予定を立てている(県内)」(4%)、「海外旅行の予定を立てている」(0%)と宿泊ありのおでかけについては2021年の動向とほぼ同様の結果に。「帰省する予定を立てている」(7%)を合わせても3割程度に留まり、今夏も遠出に関しては積極的ではない傾向が続きそうだ。


“夏は巣ごもり”の人はどう過ごす?半数弱が「映像鑑賞」

また、この夏に旅行や遠出をしないと答えた263人を対象に「旅行やおでかけをしない理由は?」(※複数回答可)と質問。もっとも多かったのは「新型コロナウイルス感染拡大防止のため」(52%)である一方、「どこも混雑しているため」(50%)もほぼ半数以上が回答。

旅行やおでかけをしない理由、「コロナ禍」起因は半数程度
旅行やおでかけをしない理由、「コロナ禍」起因は半数程度ウォーカープラス調べ

2021年のアンケートでは「新型コロナウイルス感染拡大防止のため」は81%、「どこも混雑しているため」は26%で、感染症への懸念による出控えは大きく減少した一方で、単純に人ごみそのものを避けたいという人の声が多くなったことがうかがえる。

外出しない人の夏の過ごし方、定番は「映像鑑賞」
外出しない人の夏の過ごし方、定番は「映像鑑賞」ウォーカープラス調べ

また、こうした人たちはお盆の時期をどのように過ごそうと考えているのだろうか。「どのようにして過ごす?」(※複数回答可)という項目では、「映画・ドラマ・アニメ作品の鑑賞」(46%)、「特に何もせず休養をとる」(38%)、「外食や買い物」(33%)が上位回答となった。正月やGWといった長期休暇でウォーカープラスが同様に実施したアンケートでも映像作品の鑑賞が余暇の過ごし方として常に上位となっており、その傾向は夏休みも変わらない結果となった。

情報は2022年7月19日 20:00時点のものです。

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