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この記事は2022年夏休み特集のものです。最新トピックスはこちら
夏のおでかけとひと口に言っても、海や花火、夏祭りといった夏ならではの行事や、まとまった休みで行きたい施設など千差万別。この夏は出かけないと回答した人も含め、夏におでかけしたいと思うイベントやスポットについても質問(※複数回答可)した。
アンケート項目の中で、もっとも多かったのは「温泉」(43%)。昨年に引き続きの最多回答で、心身ともにリラックスできる温泉の魅力の高さがうかがえる。次点以降は「花火大会」(42%)、「夏祭り」(32%)が上位回答で、夏の風物詩を楽しみたいと考える人はやはり少なくないようだ。
その他の項目では昨年の調査から大きな変化こそないものの、「テーマパーク・遊園地」(21%)は2021年の(31%)から10ポイント減少。また、夏のレジャーである「海」(21%)は昨年の25%から4ポイントながら微減という結果となった。
コロナ禍の夏も3年目を迎えた中で、おでかけに対する意識についても調査。「コロナ禍におけるおでかけについてどう考える?」(※複数回答可)と訊いたところ、65%の人が「感染症対策をすれば旅行やおでかけをしてもいい」と回答。昨年の同調査では48%だったことから、コロナ禍に折り合いをつけた上で外出をしようと考える傾向が強まった様子だ。
また、ワクチン接種については「ワクチンを3回接種していれば旅行やおでかけをしてもいい」が32%で、「2回接種」(5%)、「1回接種」(2%)と回答した人を合わせても4割に満たなかった。オミクロン株などの拡大もあり、ワクチンを接種したからといってもその効果を過信しない人が多いことが読み取れる。
さらに、「感染症対策をしても旅行やおでかけはするべきではない」(6%)と、コロナ禍での外出そのものに消極的な回答は1割を下回った。こちらは2021年のアンケートでは16%という結果で、昨年からコロナ禍でのおでかけに否定的な意見は減少しているといえそうだ。
一方、夏休みの予定ではワクチン接種が本格化し始めた昨年と大きな差は読み取れず、旅行などの遠出への意識の変化が行動に反映されるまでには至らないようだ。
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