埼玉県
この記事は2023年夏休み特集のものです。最新トピックスはこちら
ムーミンバレーパークでは2023年7月8日~8月27日(日)まで、サマーイベント「リビエラ」を開催。「リビエラ」とは何なのか?どんな内容なのか?実際に体験しに行ってきた。
今年も夏イベントがスタート。今年のテーマ「リビエラ」はムーミンたちがひと夏のバカンスを体験する「Moomin on the Riviera(ムーミン オン ザ リビエラ)」というムーミン・コミックスの物語がモチーフ。ムーミンたちが過ごしたビーチをイメージしたミストの中で、海の中にいるような気分を体験できる。
ミストはムーミン谷エリアまでの道から現れる。以前のイベント「アンブレラスカイ」を行っていたあたりにもミストが出てきて、たくさんいるニョロニョロたちに囲まれると非日常感が増してくる。ワクワク感が高まったところでムーミンバレーパーク内へ。
中に入ると赤いパラソルとブルーのストライプのビーチチェアがあちこちに置かれていて、自由に座って休憩することができる。これは今年の夏のキービジュアルをイメージさせるデザイン。ちなみに、この「リビエラ」は、ムーミングッズの新シリーズとしてすでにムーミンショップ(東京・銀座ほか)などでマグカップやハンドタオルなど多彩なアイテムが登場している。
ビーチチェアに座っていると、どこからともなく白いモヤが。待望のミストだ。しばらくすると一面がミストで覆われて幻想的な雰囲気。夏の日差しの中でミストが映えて一面を涼しげにしてくれる。ムーミン屋敷の周辺にミストが出てくると、物語の中に入り込んだような不思議な感覚。ビーチチェアに座ればフォトスポットとしてもいいかんじ。ただし、ミストが激しくなってくると場所によっては座面が濡れてしまうので、座る前にチェックしよう。
ムーミン屋敷の周辺のミストはこれまでも夏の演出として人気だったが、今年は「灯台」に向かう道にもミストの海が現れ、暑い中パーク内を歩いていると、ひとときの癒やしとなる。
またファミリー向けにおすすめは、ミストの海を抜けた灯台の麓。地面から水が飛び出す「ウォーターファウンテン」があり水遊びができる。暑い日には全身ずぶ濡れ覚悟で思いっきり水遊びをするのがおすすめ。子供用の着替えの用意はマストだ。見ていると大人もウズウズしてくるが、一応、子供用なのでグッと我慢。
アトラクションでは、ムーミンパパの若き日の冒険を追体験できる「海のオーケストラ号」で期間限定の水しぶきの出る特別バージョンを上映。水に濡れないように荷物はベンチの下に収納して、ムーミンパパの冒険の思い出を一緒に体験してみよう。
そうこうしているうちに、ショーを行うステージ「エンマの劇場」周辺に人が集まっている。急いで向かってみるとムーミントロール!スノークのおじょうさん!しかも、水着姿で手を振っている。そう、今回の「リビエラ」では、ムーミントロールとスノークのおじょうさんが初お披露目となる水着姿で登場する。グリーティングは時間が決まっていないので、いつ会えるかは運というところもあるが、ムーミンの仲間たちに会えるチャンスは結構あるので、意識しておきたい。
ムーミントロールとスノークのおじょうさんの水着姿は初お披露目。ビーチでバカンスを楽しんでいるのだから、当然と言えば当然の姿だが、熱狂的なムーミンファンもこれまで会ったことがない水着姿。ぜひ遭遇したい。ムーミンバレーパークでは1日2回「エンマの劇場」でショーが行われ、そこではムーミンファミリーやリトルミイ、スナフキンといった仲間たちが登場し、写真や動画を撮ることができる。それ以外でも不定期にグリーティングに現れるムーミンたちに会えたら、自由に一緒に写真を撮れるのだが、今回の水着姿のムーミントロールやスノークのおじょうさんも写真撮影OK。一緒に写真に写ってもらうこともできるので、夏の思い出にぴったりだ。
ちなみにこの日はスナフキンやリトルミイ、ヘムレンさん、スティンキー、ムーミンパパ、ムーミンママにも会うことができた。こちら水着姿ではないが、本当に突然現れるのでグリーティング目当てならこまめにチェックすることをおすすめする。場所は決まっているわけではないが、この日は「エンマの劇場」の客席あたりにムーミントロールとスノークのおじょうさん、ムーミンパパが、ムーミンハウスの周辺にリトルミイとムーミンママ、「ナーシングステーション」の辺りにスナフキン、スティンキー、ヘムレンさんが現れた。
イベントごとに期間限定で販売されるフードやドリンクは気になるところ。今回発売になったのは2種類のドリンクとパスタ、ソフトクリームの4種。エントランスから一番近いレストラン「レットゥラ ラウンジ」で食べられるのは「リビエラ ボンゴレパスタ」(1300円)と「リビエラの海」(700円)というドリンク。
「リビエラ ボンゴレパスタ」にはイベントデザインを施したトレーペーパーが付いていて、もちろん持ち帰りもOKなので汚さずに食べ終えたい。「リビエラの海」(700円)は桃とパイナップル風味のドリンク。かわいいデザインのコースターが付いていて、こちらも持ち帰り必至だ。
ムーミンハウスの横にある「コケムス」の2階にある「ライブラリーカフェ」では、「リビエラ」のテーマにぴったりの「サマーバカンスソーダ」(700円)を販売。マンゴーの果肉などが入った見た目も涼やかなドリンク。パラソルの下にはムーミントロールかスノークのおじょうさんのイラストが付いていて、バカンスの雰囲気をドリンクで楽しめる。
暑い日に食べたくなる「リビエラ ソフトクリーム」(600円)は、夏ならではのご褒美。海をイメージしたブルーにカラフルなトッピングで写真映えも間違いなし。「エンマの劇場」の裏側にある「ピカルオカ」で販売されている。
フードやドリンクだけでなく、「リビエラ」のグッズも登場。Chico Bagとコラボした100%ペットボトル再生素材で作られた「スリングバッグ」(3300円)や「プリント手ぬぐい」(各1320円)など、夏らしいデザインのアイテムがそろう。グッズは「コケムス」の1階にある「Muumilaakso kauppa(ムーミラークソ カウッパ・ムーミン谷の売店)」か「Alku kauppa(アルク カウッパ・はじまりの店)」で販売されているので、ぜひチェックしてみよう。
夏ならでは、「リビエラ」ならではの楽しみがいっぱいのムーミンバレーパーク。屋外で存分に遊んだあとは、涼しい「コケムス」でギャラリー展示や体感展示を楽しんだり、子供向けの屋内あそび場「ムーミン谷のあそびのひろば」で体を動かしたりするのもおすすめ。「リビエラ」は8月27日(日)までなので、夏休みのひととき、ムーミンたちと一緒に過ごしてみては。
(C) Moomin Caracters(TM)
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