東京都
幻想的な光の癒やし空間を楽しめる「宵路灯籠2024」が、2024年9月8日(日)までの期間限定でグランルーフガーデン(JR東京駅八重洲口改札外 グランルーフ2階)にて開催中。今年で3回目となるこのイベントは、今年も進化を遂げ、さらなる夕涼み体験を提供している。今回は、体験できるコンテンツや初開催となる「八重洲夜市」とのコラボレーションについて担当者に話を聞いてみた。
――今回の企画の狙いについて教えてください。
東京駅の「夏の風物詩」となるイベントを目指しています。東京駅は、江戸町衆文化が花開いた八重洲と武家文化が根付く丸の内とが交差する地域の中心であり、エリアのランドマークでもあります。そんな東西の文化が織りなす場所で、かつての「縁日」のように人と人、街と街を結ぶ夏の文化を創造し、来訪される方々の心に残る夏の風景を創造したいという思いから、「江戸の夕涼みと人を繋ぐ縁日空間」を創りました。日常的に東京駅をご利用されるワーカーの方々に、ぜひ仕事帰りのほっと一息、ちょい飲みを楽しんでいただきたいです。
――体験できるコンテンツについて、イチオシとなるものを教えてください。
幻想的な灯籠やそのほか光装飾などの写真“映え”を意識した空間設計だけでなく、触れて楽しい体験コンテンツを各種ご用意しました。特に「ヨイミチウォーク」や「万華鏡灯籠」などは、お客さまご自身で遊べるものになっております。
イチオシの「ヨイミチウォーク」や「万華鏡灯籠」のほかにも、「宵みくじ」や「ヨイミチオーナメント」といった光と音が織りなす「夏の宵あそび」も体験できるとのこと。会場をメインに彩る、江戸切子をイメージした伝統紋様を灯す約100基の灯籠以外にも、新登場した光と音を織りなす現代の縁日空間をぜひ体験してみてはいかがだろうか?
今年の「宵路灯籠」は、会場向かいに位置する東京ミッドタウン八重洲の「八重洲夜市」と同時開催される。両イベントの同時コラボレーションによって、東京駅からさらに広がった幻想的な光空間が作られているとのことで、担当者に再び話を聞いてみた。
――今回初めて開催される「八重洲夜市」との同時コラボレーションに関して、アイデアはどのようにして生まれましたか?
東京駅は地域のハブ、街への玄関口としての機能があると考えています。常に駅と街が一体空間としてにぎわいを創出するかを考えている中で、街のランドマークである東京ミッドタウン八重洲様とご縁をいただき、コラボレーションに至りました。今回両社が組むことで、八重洲の新たな夏の風物詩として、相互に行き交う人々の回遊が生み出されることを期待しています。期間中の毎週金・土限定で、2施設間を手持ち提灯を持って散策できる「やえす提灯あるき」を実施します。
「やえす提灯あるき」が見どころの今回のコラボレーション。去年も好評だった手持ち提灯の貸出・返却が、今回は「宵路灯籠」、「八重洲夜市」どちらの会場でもできるようになり、手持ち提灯の明かりとともに周辺の散策を楽しみやすくなった。提灯の貸し出しには、受付時にスマートフォンを用いた簡易的な登録作業が必要になるが、貸し出し自体は無料とのこと。提灯と一緒に幻想的な光の空間に溶け込んでみてはいかがだろうか?
ほかにも、グランルーフガーデン膜屋根と東京ミッドタウン八重洲のビル壁面へ、夏を演出するライトアップが期間限定で登場する。光の錦絵「夜祭夢灯」というタイトルで、ヨーヨーや扇子、提灯など昔ながらのアイテムがデジタルアートになり、建物や外壁などに幻想的な「日本の夏の夜」が描かれる。
新しい光の体験コンテンツや「八重洲夜市」との同時コラボレーションで進化を果たした「宵路灯籠2024」だが、去年に引き続き光の幻想空間を楽しみながらの「ちょい飲み」を楽しむこともできる。
イベント会場にある3ショップがそれぞれおすすめのクラフトビールを提供している。「常陸野ネストビール」のホワイトエール(750円)や「東京クラフト」(880円)といったクラフトビールが、イベント限定のオリジナルカップでテイクアウトで提供される。
※オリジナルカップは数量限定で、なくなり次第、通常カップで提供予定。
――読者に伝えたいことはありますか?
イベントタイトルのモチーフ「夏の宵」とは、ちょうど日が暮れたころを指しており、昼間の暑さがなくなってくるため、来訪される方々の“くつろぎのひととき”になればと思い企画しました。3年目を迎え、各種こだわりのコンテンツを設置しています。ぜひ会場へお越しください。
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
文=平岡大和
夏休みの人気イベントランキング | 夏休みの人気スポットランキング |
最近見たイベント&スポットページはありません。