「先端」「閉所」「視線」が怖い人は要注意...。10万人が恐怖した「行方不明展」制作陣の新作「恐怖心展」が渋谷で開催

東京・名古屋で計約10万人が来場した「行方不明展」を手掛けた、ホラー作家・梨さん、株式会社闇、テレビ東京プロデューサー・大森時生さんによる「恐怖心展」が、2025年8月31日(日)まで渋谷BEAMギャラリーで開催中だ。

「先端」「閉所」「視線」...日常に潜む恐怖の物語空間

「恐怖心展」が挑むのは、これまでにない恐怖の探求だ。ここで扱われる「恐怖心」は、あるもの・ことに対してその人が生理的に感じる恐れや不安を指している。それは命の危険や苦痛を伴うものだけではない。一見すると恐怖の対象とは思えないものにも生じ、時として説明のつかない不合理さを伴う。

展示では「先端」「閉所」「視線」といった私たちの日常に潜む身近な恐怖の対象に焦点を当て、それらを物語として再構築している。来場者は現実と虚構の狭間で90分間の没入体験を味わうことになるだろう。

制作陣が語る「恐怖」とは？

『かわいそ笑』『お前の死因にとびきりの恐怖を』などの代表作で知られるホラー作家・梨さんは、恐怖について「恐らく人間は、何かの片手間に怖がる、ということはできません。例えば、笑いながら泣くことはあるでしょうが、そういう喜怒哀楽に対して、恐怖は独立しています」と述べている。

恐怖という感情の特殊性を深く理解した同氏だからこそ描ける、独自の恐怖体験が会場に込められている。

また、「イシナガキクエを探しています」「飯沼一家に謝罪します」などで地上波での革新的ホラー表現を切り開いてきた大森時生さんは「恐怖心に向き合うことは、自分と向き合うことです」と語る。この言葉が示すように、本展は自己発見の場としても機能するだろう。

10万人を魅了した実績を持つ制作陣による新たな挑戦。この夏、あなたも「恐怖心展」で、これまで体験したことのない戦慄と発見を味わってみてはいかがだろう。

チケットはローチケで販売中。券種は期間有効券と日時指定券の2種類となる。当日券の現地販売は予定されていないため事前購入が必須。

「恐怖心展」概要
会期：2025年7月18日～8月31日(日)
会場：BEAMギャラリー(東京都渋谷区宇田川町31-2 渋谷BEAM 4F)
時間：11時〜20時(最終入場19時30分)
料金：2300円※小学生以上有料
所要時間：約90分
アクセス：渋谷駅徒歩5分

【チケット情報】
●期間有効券：日時指定券の設定日以外の日程で期間内入場可能(営業時間内の任意の時間で入場可)

●日時指定券：混雑が予想される下記日程では90分単位の時間指定制
土日祝日：8月9日(土)〜10日(日)、8月11日(祝)、8月16日(土)〜17日(日)、8月23日(土)〜24日(日)、8月30日(土)〜31日(日)
お盆期間：2025年8月12日(火)〜15日(金)

日時指定券の時間帯は6つから選択：
(1)11時00分〜12時30分 (2)12時30分〜14時00分 (3)14時00分〜15時30分 (4)15時30分〜17時00分 (5)17時00分〜18時30分 (6)18時30分〜20時00分

※混雑時は待機の可能性あり ※会場前での待機は不可

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