神奈川県
神奈川・小田原の「鈴廣かまぼこの里」で、2026年7月18日(土)から8月23日(日)まで、夏恒例のイベント「夏の市」が開催される。“お給料”がもらえる職業体験に工作ワークショップ、自由研究向けの科学実験教室、縁日、季節限定のひんやりメニューまで、夏休みを丸ごと楽しめるプログラムがそろう。
実はここ、箱根登山電車「風祭駅」直結という好アクセスに加え、体験・食・買い物のすべてが館内で完結する複合施設。夏休みの家族のおでかけ先として、今あらためて注目したい場所だ。「夏の市」開催期間は、子どもたちが“遊べる&学べる要素”がさらに増える時期。何をどう回るか、順番に見ていこう。
「夏の市」でまず体験したいのが、職業体験イベント「こどもおしごとたいけん」。お仕事に挑戦すると、お給料として「かまぼこ給」がもらえる仕組みだ。この“お金”は、里内のお店でジェラートやおはぎ、かまぼこ、グッズと交換できる。「働いてお金をもらう」「もらったお金で好きなものを買う」という経済の一番最初の一歩を、遊びながら体で覚えられる。
体験できるお仕事は全部で11種類。箱根登山電車の車掌さん、地元食材を詰めるおべんとう屋さん、かまぼこの味を利き分けるソムリエ、写真を撮るカメラマン、かまぼこのヒミツを探る名探偵など、バリエーションが豊富だ。参加費はお仕事ごとに設定されていて、車掌さんは300円、名探偵は500円から。
なかでも夏の市ならではなのが、期間限定で登場する2つの職業だ。1つは「汐風カフェのパティシエ」。シフォンケーキや旬のフルーツ、ホイップクリームを盛りつけて、自分だけのパフェを完成させる。実施は2026年7月18日(土)〜8月23日(日)の土日祝を中心とした14日間で、(1)10時〜、(2)11時〜の2回、所要時間50分、各回6名。参加費は1200円で、汐風カフェにて当日予約制だ。
もう1つは、2026年8月14日(金)だけの「こども店長」。里で一番大きなお店「鈴なり市場」の店長になって、館内アナウンスやお客様のご案内、商品のラッピングに挑戦する。(1)10時30分、(2)11時30分、(3)12時30分の3回、各回3名の少人数制。参加費は1500円で事前予約制。応募多数の場合は抽選になるので、狙っているなら早めの申し込みを。
職業体験のなかでも、じっくり取り組めるのが「かまぼこ・ちくわ手づくり体験教室」だ。職人の実演を見学したあと、お魚のすり身を伝統の道具「かまぼこ包丁」で成形していく。焼きあがったちくわは、アツアツのできたてをその場で。板かまぼこは体験の約60分後に、お土産用の箱に入れて渡してもらえる。参加費1980円、対象は小学生以上(小学生未満は中学生以上の付き添いが必要)、水曜以外は毎日5回開催されている。事前予約制で、夏休み期間は込み合うので早めに取っておきたい。
「今年の自由研究、どうしよう」――そんな家庭にもってこいなのが、2026年8月11日(祝)・12日(水)・13日(木)の3日間だけ開かれる「かまぼこの科学実験教室」。
「かまぼこはなぜ白いの?」「なぜプリプリと弾力があるの?」。そんな身近な“なぜ”を、かまぼこ博士と一緒に実験で解き明かしていく。開催時間は(1)13時30分〜、(2)15時30分〜の各回約60分、定員16名、参加費は1500円。対象は小学校高学年以上で、事前予約制だ。
そもそもかまぼこ博物館は、それ自体が自由研究のネタの宝庫。3階「食と科学」では、かまぼこの原料や栄養について、1階「伝統と技」では、歴史や職人たちの技を見て触れて学べる。入館は無料なので、実験教室に参加しない日でも、館内をひとまわりするだけでヒントが拾えそうだ。
「予約は取れなかったけど、何かつくらせてあげたい」。そんなときに頼れるのが、随時受付のものづくりワークショップ。いずれもかまぼこ博物館3階で、所要は約20分ほどだ。
食品サンプルにパーツを付けてデコレーションする「かまぼこキーホルダーづくり」は、2026年7月24日(金)、8月7日(金)・8日(土)に開催。参加費1000円で、オリジナルキーホルダーがつくれる。
「寄木細工でおもちゃをつくろう」は、小田原・箱根の伝統工芸「寄木細工」のキットで、「こま」(400円)または「けん玉」(1200円)をつくる体験。開催は2026年8月22日(土)、23日(日)の2日間。小田原・箱根の伝統工芸に触れられる、大人にも新鮮な体験だ。
ビーズや飾りを組み合わせる「キラキラのカチューシャづくり&ボールペンデコレーション」は、2026年8月9日(日)〜18日(火)まで。参加費1000円で、色の組み合わせは自由自在。自分だけの作品に仕上がる。
体験の合間に楽しみたいのが、鈴なり市場の軒下で開かれる「軒下縁日」。2026年8月1日(土)〜23日(日)は、子どもに人気の「駄菓子すくい」(1回200円)が登場する。
同じ軒下で味わえるのが、話題の新感覚かき氷「小田原ひととせの雪」。氷ではなく、凍らせた果実を削ってつくるのが特徴で、果物そのものの風味が楽しめる。販売は2026年7月18日(土)〜8月23日(日)。写真映えもばっちりなので、この機会にぜひ味わってみて。
しっかり休憩を取りたいなら、里の各店に用意された夏限定のひんやりメニューを。
汐風カフェの「箱根百年水のかき氷」(900円)は、名水を使い、あえて粗く削った氷が魅力。丹沢大山茶、箱根山麓紅茶とレモン、ベリーミックスの3種類から選べる。CAFE107には芳醇な「107のクラッシュコーヒーゼリー」(800円)、名水甘味 且座には伊豆産天草の自家製寒天を使った「クリームあんみつ」(1078円)がそろう。
あげかま屋すず天の「具だくさん自家製豆富」(600円)は、2種のかまぼこと旬の野菜を白醤油の出汁ジュレでまとめた一品。かまぼこの里らしい“涼”の食べ方だ。いずれも数量・期間限定なので、気になるメニューはお早めに。
最後に、のぞいておきたいのが「かまぼこ板絵作品展」。「捨てないで、描いてみよう、もう一度」をスローガンに、かまぼこ板をキャンバスにした作品が並ぶ。2026年8月1日(土)〜31日(月)の開催で、入館無料。トンネルを抜ける電車、躍動する野球選手――小さな板の中に広がる世界の自由さに、子どもより大人が見入ってしまうかもしれない。博物館2階には、1982年から続くかまぼこ板絵国際コンクールの入賞作を集めた常設ギャラリーもある。
鈴なり市場での買い物のついでにのぞきたいのが「かまぼこキッズ」コーナー。パトカーの形をした「かまぼこトミカ」や、かまぼこの形をした文房具など、子ども心をくすぐる品がそろう。
入館無料の博物館を軸に、体験は数百円から。あれもこれもと欲張っても、そう高くつかないのも子育て世帯にはありがたい。1日を通して遊べて学べる場所として、今年の家族のおでかけ先に、小田原・かまぼこの里を入れてみては。
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
| 夏休みの人気イベントランキング | 夏休みの人気スポットランキング |
最近見たイベント&スポットページはありません。




