東京都
体験型ショップとして、子供連れのファミリー層をメインターゲットにしている「ペコちゃんの学校」だが、ファミリー層以外も楽しめる要素としては、豊富なペコちゃんグッズを用意していることだ。
「今回、『ペコちゃんの学校』のために、新たなイラストを描き下ろし、催事限定のグッズを多数用意しました。特に、ミルキー缶は京王百貨店 新宿店のほかにも、京王電鉄や京王バス、京王プラザホテルなど、京王グループをモチーフにしたデザインになっていて、東京土産にもぴったりなものになっています。催事限定デザインのもの以外にも、雑貨を中心に70種類ほど展開する予定です」
さらに、京王百貨店 新宿店の食品入口のイベントスペースにもブースを設け、「ペコちゃんの学校 FUJIYA CONFECTIONERY」(8月8日〜27日開催)として、夏場にぴったりなボトル型容器に入った「すくって楽しむCAKE」とバターサンドを販売する。
「不二家では2023年6月から、『FUJIYA CAKE’s STAND』という冷凍スイーツの自動販売機を展開するようになりました。半解凍でアイスケーキのように、冷蔵温度ではチルドケーキとして楽しめるクリームのことを“セミフレッドクリーム”というのですが、この半解凍でも冷蔵でもおいしく食べられるケーキを販売しているんです。“24時間いつでもどこでも”ケーキを楽しめるというのを念頭に開発した商品です。コンビニエンスストアでもスイーツは売っていますが、洋菓子店である不二家のケーキが食べられるというところに支持をいただけて、駅や駐車場など、現在200台以上が稼働しています。この自動販売機のために開発されたボトル型スイーツは夏場にもぴったり。夏場だと通常のケーキはどうしても型崩れが発生しやすいです。しかし、ボトルに入っていることで、かわいい見た目のままお客様に持って帰っていただけるというメリットがあります。『ペコちゃんの学校』の開催にあたって、このボトル型スイーツも催事限定のものを用意しました。京王百貨店 新宿店さんは開店60周年を迎えられたわけですが、不二家のロングセラー飲料『ネクター』も60周年なんです。そこで、『ネクター』をイメージしたボトルスイーツを準備しています」
「すくって楽しむCAKE」のネクターピーチ味は、スポンジにネクターピーチをイメージしたソースとクリームを合わせ、カットした白桃をトッピングしている。ネクターピーチのまろやかで濃厚なピーチ感は出しつつも、クリームと合わせることで重すぎない、夏にぴったりな軽やかな味わいに仕上げているのだそう。
「『ペコちゃんの学校』『ペコちゃんの学校 FUJIYA CONFECTIONERY』の2会場で各1000円以上お買い上げのお客様はレシートを提示していただくと、ガラポンに挑戦していただけます。景品には今回だけでしか手に入らないものもありますので、皆さんに挑戦していただきたいです」
体験型ブース、ワークショップ、限定グッズ、限定スイーツ、ガラポンとお楽しみが盛りだくさんの催事。開催にあたってどんなことが難しかったのだろうか?
「会場の広さに対してどこまで内容を詰められるのか。お子様たちにどんな体験を提供できるのか。ペコちゃんファンにも喜んでいただけるグッズはどんなものがあるのか。京王百貨店 新宿店さんでの初の企画ということで、あらゆるところに難しさはありつつも、企画段階から私たちもワクワクしながらやってきましたので、オープンが楽しみです」と意気込みを語ってくれた。夏本番。冷たいスイーツを片手に、ペコちゃんの世界に浸ってみてはどうだろうか。
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取材・文=西連寺くらら
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