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1982年に開館した函館市出身の水墨画家である植木蒼悦の記念館。植木の作品は制作当時販売されることなく、周囲の知人らの手に渡っていた。それを、長万部町で開業医をしていた工藤豊吉が私財を投じ集め、町に寄贈したことが設立のきっかけ。孤高、清貧を貫き、俳人でもあった植木の河童をモチーフにした水墨画をはじめ、油絵、俳句書など95点を所蔵、展示している。
コレクター寄贈によるこの記念館には、作者の自在の生き方を投影したかのような独特の河童絵や、油彩画、句書など、味わいのある作品を多数展示。河童絵の前に長時間たたずむ遠来客も多い。
天気情報提供元:株式会社ライフビジネスウェザー
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