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野村證券などの金融財閥を一代で築き上げた2代目野村徳七の所蔵品を春季と秋季の年2回、毎回テーマを変えて展示している。得庵と号して茶の湯と能楽に深く傾倒した彼のコレクションは茶道具、能面、能装束など約1900点に及ぶ。中には伝紀貫之筆寸松庵色紙などの重要文化財7点や重要美術品9点も含まれている。
1878年に大阪に生まれた野村徳七は27歳で家業である両替商を継ぎ、証券業を始める。日露戦争時に財を成した後、野村銀行を設立、本格的に金融業に乗り出した。またインドネシアやブラジルでの農場経営などの海外事業も展開し、野村財閥という一大金融グループを築きあげた。帝国議会の貴族院議員としても活躍し、日仏文化協会設立に尽力した功績によりフランス政府よりレジオンドヌール勲章を授与されている。このように精力的に事業を展開する一方、得庵と号して、茶の湯や能楽に傾倒し、近代数寄者としても名をはせた。
天気情報提供元:株式会社ライフビジネスウェザー
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